マイノリティ

 私はどうも社会から爪弾きにされているようだ。私を除いた人々は協調性があり、日に日に調和して、まるで一つの塊のようだ。ある日、どういうわけか人類は宇宙へ行くことになったらしく、皆整然と宇宙船に乗り込み、私を置いて飛び立って行った。私は人類のいない美しい地球で、残りの人生を謳歌した。

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