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願い事ひとつだけ
俺の人生はどん底だ。住む所もなく、その日食べる物にも困っていた。すると真夜中に突然神様が現れて、どんな願いもひとつだけ叶えてくれると言った。もう少しタイミングってもんがあるよな。やっと夢を見始めたとこだったのに、せめて朝まで眠らせて欲しかった。
「よし分かった」
気が付くと朝だった。
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