死霊術師 トゥルーヤ

「ま、ここまで来たら最後まで付き合うよ。……ほっとくと寝覚めが悪いしね」


【名前】トゥルーヤ(本名:黄泉キイズミ 百鬼ヒャキ)

【種族】人間

【年齢】16歳

【性別】男

【武器】

黄泉操傀弓キイズミノソウカイキュウ

 トゥルーヤの家に代々伝わる霊弓。幾つもの魍魎を屠ったとする逸話があり、大抵の人外(竜含む)に特効がつく。不死者には特に強力な特攻がつく。


・地竜の双つ刀(使用者:トゥルーヤ)

 震蛇竜ヤヌスの鱗から造られた打刀と脇差。切れ味と取り回しやすさはそのままに、耐久性が大幅に上昇している。さらに竜特効もついている優れもの。


・地竜の暗器(使用者:トゥルーヤ)

 震蛇竜ヤヌスの鱗から造られた暗器一式。竜特効を持つ。


【特殊能力】

・死霊術師

 死霊術師の一族の末子として、死者にまつわる術は大体心得ている。


・降霊術

 様々な能力を持つ霊を身に降ろす。単純な膂力の強化や、各種技能の一時的な体得に使える。


・現界術

 死した魂に一時的に肉体を与え、戦わせる。一度に実体化できる魂は最大で百くらい。


・鎮魂術

 荒ぶる魂を鎮める術。死した者はもちろん、生きながらにして怪物と化した魂を鎮め浄化する術も心得ている。ただし生きている魂を沈静化させるには、ある程度相手の体力を削っておく必要がある。


・口寄せ

 降霊術の応用。死した者の魂を一時的に身に降ろし、自らの口を介して話させる。戦闘における効果は特にないが、ストーリー面でなんか効果を発揮してくれたらいいな……!(願望)


・一子相伝 操傀ノ禁霊術

 当主の座を継ぐものにのみ継承される「禁術」。霊力を込めた矢で対象を射抜くことで、一時的に対象の肉体の操作権を奪取する。高い効果を発揮するがその分反動も大きく、使用した時間と同じ時間だけ各特殊能力が使用不能になる(下の「幻朧の加護」は除く)。


・幻朧の加護

 兄の亡霊の加護により、精神攻撃への高い耐性を持っている。


【容姿】

 黒髪の癖っ毛と黒い瞳を持つ少年。不健康に白い肌と目の下の深いクマが特徴。どこか疲れたような、病んでいるような、それでいて楽しそうな変な表情をしている。

 黒を基調とした和装束の上に白い外套を羽織っている。腰には打刀と脇差を一本ずつ装備し、背には弓と矢筒を差している。


【詳細】

 傍若無人。飄々と振る舞っている割にやることなすこと容赦なく、倫理観もあんまりない。満面の笑みで罵詈雑言を言いまくるタイプ。いちおう止められれば引き下がるが、だとしても傍若無人にもほどがある。

 人間味が無いかと言われればそうでもなく、仲間意識や義理堅さはそれなりにあると思う。だとしても傍若無人だけど。


 とある世界の東方、〝青き霊験の国〟の出身。皇族の墓守たる一族の末子として生まれ、当時最も霊力が強かった長兄・幻朧マボロを凌駕する霊力により次期当主と目されていた。されど彼の才に嫉妬した長兄の呪いにより、一時は自分が誰かもわからないほどの狂乱状態に陥っていた。その後色々あって〈神託の破壊者〉に身を寄せる。彼らの活躍により幻朧と和解でき、己を取り戻した。今は〈神託の破壊者〉に身を置きつつ、墓守一族の当主となるため修行中。

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