展開

「う~ん……?」


セツさんが、難しい顔で、腕を組み、ディスプレイと睨めっこしている。


「どうしたんですか?」


「書き出したのは良いものの、どんなストーリー展開にしたら良いか、思い付かないよ……」


「プロットに、起承転結を書き出してみたらどうです?」


「何それ?」


「え?」


「起承転結って何?」


「」


「ねぇ、ねぇ?」


「アンタ、起承転結も知らずに、小説書こうとしてたんですか……」



(※注:実際に、作者が、ネット小説書きの高校生と会話した際の実話)

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