第6話 同室の人達
学生寮はエンドレアス学園を出てすぐ左側にあり3棟にわかれている。右から3年、2年、1年と部屋の割り振りは適当らしい?
ちなみにエンドレアス学園右側は半分が工事中、半分側が購買となっている。外出許可がおりない場合にはみなこの購買を使うことになる。購買はお金ではなく、エンドレアス学園に割り振られたポイントでもの、ご飯を買うことができる。ポイント獲得をできるのは毎月の授業成績、ランク戦、テストの結果で決められる。
俺は寮の自分の部屋に向かい、部屋に入りまず部屋の中を見る。ベッドが3つか。ということは3人部屋か。それにトイレ、風呂つき、テレビとかもついてる。意外といい部屋だな。流石有名な学園はやることがちがうな。とりあえずは荷物をおろして部屋で寝ていようかな。今日は初日からあんな針のむしろにされたり学園の裏に呼ばれて締められたりしたしな。いやあんなことするやつテレビにしかいないと思ってたぞ。ドラマとかああいう系ね。俺はベッドに転がっていると自分でも気付かぬうちに寝ていた。
シャー。シャー。
ん?何の音だろう。もう部屋のやつが来たのか?
俺はベッドから起きて俺も風呂に入ろうかなと支度をして風呂に向かう。チームを組むと言っても寮生活なんだ。男部屋と女部屋でわけるだろうし流石に風呂に入っているやつは男だろう。裸の付き合いも大事だと思うからな。
俺は勢いよく風呂のドアをそこに居たのはタオルを1枚巻いた髪の毛がピンク色のショートヘアーの可愛い女の子だった。
「・・・え?」
「・・・き、きゃぁぁぁぁぁぁ!」
ピンクの髪の女の子は俺に近くに落ちている石やら何やらを投げる。まて、石!?何で石がこんなとこに。
「早く閉めなさいよ!こののぞきぃぃぃ!」
「す、すいま、あ」
俺はピンクの髪の女の子が投げた石を頭にもろにくらってそこで意識が途絶えた。
俺が次に目を覚ますと俺の両手両足は縛られ俺の隣にさっきのピンク色の髪の子が座っていた。
「あなた。わ、私の裸を見ようとするなんて。穢らわしい!やはり男なんてみんなケダモノなんですわね!」
「わ、悪かったよ。男部屋と女部屋で分かれていると思っていたんだ。本当に悪かった。この通り」
俺は両手両足を縛られているのでひたすら頭を床にねじりつけて謝る。
「・・・し、仕方ないですわね。未遂で終わったので許してあげますわ。私の寛大さに感謝なさい!」
「あ、ああ。ありがとうございます」
俺がピンクの髪の子に謝ると俺の左隣に赤色の髪のロングヘアーで身長が小さな小柄目の女性が座る。
そして現在へと戻る。
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