X
Rotten flower
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/X-1
新刊コーナーに、ある本が置いてあった。
男はその本を二、三ページ立ち読みをすると決心しレジに持っていった。
少し、他の本を買いカモフラージュしたが。
男はレジで千円札を一枚出すとお釣りに小銭を渡され、店員との別れ際に、
「大きくて失礼しました。」
と小声で話した。
男は部屋でその本を読んだが、恋愛に進展するようなことはなかった。
「消しゴム落としちゃって…」
ここからどう発展するんだ。
その瞬間、なぜか多大なる睡魔に襲われ男はその場で眠りについてしまった。
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