第十六章 先生は恋愛の対象か?

第十六章、本来は『悪役令嬢は先生にデレデレしすぎ』と言うタイトルだったんですよ。


悪役令嬢系には2つあって


・先生が空気


・先生が味方


という二パターンあってこの「味方」が下手すると準主人公になるような勢いなんですよ。


(※ここで非常に重要な事を言うがなぜか男性陣が書きたがる「先生と生徒」の対立とか「グレた生徒」との対立ってシーンが無いんだ。つまり「先生が敵」というシーンが悪役令嬢にはないんだ。もちろん聖女にもない。聖女試験を受けて聖女にならないといけないからだ。だから先生対生徒って描写は悪役令嬢系ではNGなんだ。女性陣は好まないんだ。)


男性陣のみなさん。我々は学校にトラウマありましたよね。よく女性陣は「学園」とか「教師」とか定期テスト書けるなって思うのです。なぜ男性陣は書けないのか。それは学生時代からもう不適応だからです。


乙女ゲームって先生との恋愛度ってあるのかな?


じゃあもっと究極の事を言います。


悪役令嬢と先生がお茶会したら


・女性陣は喜ぶ


・喜ばない


男性陣はどっちだと思います?

たぶん女性陣は喜ぶと思うぜ。


でもゴールインした人物見てみ、結局貴族の男ですよ。だいたいがね。


だから「教師に手を出してはいけない」とか「ここまで」と言う線引きはやっぱあるんだ。


一番安全な策は女教師にすることだ。ただしもう一回言うけど性的過激描写はNGで。


女教師ならば悪役令嬢という主人公にとって恋愛の対象にならない。そうすると教師は空気のような存在に出来る。よくてアドバイス役だ。これが男教師だから変な方向に行くんだ。そうだろう?


(※百合エンドという結末をなろう悪役令嬢系では見たことないから読者は安心ね!)


では次に行こう。いじめシーンがあった場合だ。先生は止めると思う?


ここが女性陣の残酷なとこで先生は空気なんだ。


だから悪役令嬢はよりゆがんだキャラになっていくんだ。女性陣のいじめシーンみてみ。悲惨だよ。妙にリアルだよ。汚物入れられたり。だからそういう悪役令嬢は庭園で自分で作ったお弁当を食べるんだ。リアルだろう?でもそういうシーンは出してはいけないって事も書くよ。


そうだよね、男性陣にとってそれはトラウマ中のトラウマだよな!

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