停滞、そして、朝まで?

麦茶神

おとなの世界

おてんとさんなんかお構いなしに

生ぬるい光に見下ろされるばかり


安心を先から燃やして

その灯りで一寸先を照らす


目の前では

欲求を吐き散らし涎を垂らす

ゾンビのような連中が

一切合切を頑強な鎧に隠す

番人のような連中が

混じり合って

お金を払いあっている


不可思議で

破廉恥な

おとなの世界

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