第49話、ライトの目指すもの、
我が力、我が願い、我が道、我が目指すもの、それは、
[降伏しろ、これが我の最強無比の一撃!You are absolutely F I N A R]
尋常じゃないほど桁外れの魔力が放たれる、シルバー王国が魔力に飲み込まれ崩壊する、民間人をも巻き込んで国を破壊する、
[これが、これこそが才能と努力の到達点、貴様らではどうにもならないくらいの時間と力が俺にはあるのだ、]
ライトは遠くから見ているであろうゴールド王国国王、デンディ ゴールドに向けていった、
[グ!ふざけるな!ーーーーーー!]
その後、ゴールド王国も降伏した、戦争は一週間で集結した、しかしその後開かれた国際連合ではやはりダークヒーローの参加は許されなかった、それもあいあり戦後処理は酷いものになった、この戦争の一切の責任全てゴールド王国に押し付けたのだ、
[な、なんだと、これは、]
デンディ ゴールドもここまでやるとは考えていなかった、これは帝国もブランド王国も本気で一国を潰そうとしていたことがわかる、
[まさか、俺は、あのダークヒーローに助けられた?ふざけるな!あいつらがいなければ俺は貴様ら帝国もブランド王国もぶっ潰してやったのに、あいつら!]
これにより戦後処理が終了、魔王と帝王が不可侵条約を再度結び、人間と魔族の和解がなされるようになった、
[とりあえず人間界の戦争は終わったよ、]
[お前ら今回は動かないとか言ってなかったか?]
クロノスが部屋で猫と戯れながらライトに話す、
[戦争中でもダラダラしていた君にだけは言われたくないな、]
本当にこいつは戦争中何もしないでダラダラしていたのか、逆にすごいな、
[それでなんでお前が、わざわざ終結させたのだ、お前たちにとって不都合なことでもあったのか?]
不都合なこと、そうだな、
[彼女たちが悲しむことをしたことかな、]
ライトの本心だ、ライトは確かにサイコパスかもしれない、でも自分の正義を持っている、悪いやつなら躊躇なく殺されるがいい奴が傷つくのは嫌なんだ、
彼にとっていい奴、彼にとっての主人公たち!
[そうか、お前はあの子たちを愛しているのだな、]
あの子たち、ライトにとっての愛するものそれは、ダークヒーローであり不治病の子たちであり自分だ!
[あぁ、愛しているさ、僕は彼女たちを、そしてそんな僕を僕は愛している、]
[彼女はお前を思っているぞ、彼女もお前が望んだらそういうこともさせてもらえるだろうに]
[それは確かにいい話だ、だがなそういうのは雰囲気が必要なんだ、僕というキャラがそんなことすればブレるのだよ、それより戦後処理で僕たちが参加させてくれなかったのはうざいな、]
ライトは本気にちょっとイラッとしていた、
[だからあんなことしたのか?]
帝国の、城前に巨大な穴を開けてやったのだ、
[そうだ、僕が終結させたのに何もないなんて、この際魔王からあの領土独立させて無理やり建国してしまおうか]
[面白いことをいうな、いいんじゃないかお前の国]
冗談なのか本気なのか、
[どちらにしろ、戦争は終わった、これから人間と魔族が、仲良くなれば良いんじゃないか?]
魔王を倒す勇者展開が無くなったのは惜しいが、ストーリーなんていくらでもある、剣帝の話とか帝国の話だって、、、いや魔王を倒すのはテンプレなんだけどな、
[このまま人間界がまとまるとは思えないがな、あんな莫大な賠償金なんていくらゴールド王国と言っても復興なんてできるのか、]
精霊界
[精霊とは美しい、互いに競い、学び、成長するそれは我々が強くなろうとするからであり、ほかのものより努力しようと考え進歩していくからだ。]
[他種より優れたものになろう、そのために協力し見返りを求めさらに進歩するそしてこの行動こそ結果的に社会貢献となる、見返りを求めずに協力し合っても成果はない、全ての民が見返りを求めず他社だけを思い慈愛に満ちた世界になったらどうなる、世界はよくなるというのか?答えは否だ、そんな世界は成り立たず崩壊する、それが今の人間界だ、何をしても意味がないならばなにもしないそんな怠け者のの集まりとなり果てる、]
[強くなれるから我々は成長できるのだ、私は人間界の帝国はおろかだとおもうやつはいいかげんな善意により自国を弱体化させ人間界を混乱させたた、競争こそ進歩なのだ強くなりたいなら他者より努力しろどんな形でも力をつけようと努力するこれが精霊の美しさである。]
[私は悲しい努力しないものを見るのは、私がこの精霊界をたち上がらせる!]
[ゴールド王国はそんな中で進歩を成長を選んだのだ、間違っているのは人間界の帝国貴様らは平和平和といっているが、争いこそが進歩であり平和につながるのだ!]
精霊界でも新たな王が立った、人間界の戦争を見たことで国内が安定したようだ、
旧魔王城
[彼の言ってることはある面では正しい、ライト私はあなたの作る世界なら見てみたい]
[確かに戦争は発明の母というのは正しいだが俺は諦めたくない最後までみんなで作る理想郷、ひとりの絶対支配は確かに俺たちなら民を幸せにできるかもしれないだがそれは民は何も考えない毎日何もない世界それは理想郷ではない、成長がなく進歩しないただ毎日が同じような日常を過ごしたという経験が残るだけだ、そんなのは楽しくない、やはりみんなが望む形の理想郷を製造したい]
理想的な世界を実現させるものこそ、主人公だ!
[アジン、オメガプランの状況は?]
[彼らはおそらく、精霊界に拠点がある、先代精霊王はおそらく、、、]
先代精霊王はおそらくオメガプランの幹部それに値する何かだ、
[そうか、奴らは北侵している、帝国から順に侵略されるだろう、我も動くとしよう、アジンよお前はみんなお!]
アジンがライトをベッドに押し倒した、
この時クロノスの言葉が頭によぎった、「彼女はお前を思っているぞ、」その答えがこれか、
[なんであなたはそこまでするの、あなたの目的はオメガプランの壊滅じゃないの?なんで人間界も精霊界も助けるの?]
彼女は理由が知りたいのだ、ライトが本当に目指すものを
[本編開始はもう動いている、我らはただ世界の流れに身を任せるのみだ、]
その時いる主人公を助けるそれが僕の目指すもの、
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