第32話、主人公を助ける実力者は最後は主人公に任せたい!

手応えはある、確かに強い、だが神というほどのものかとも思う、おそらくこいつの強さはダメージが入っている感じがないことだ、


[手応えがあるのと実際にダメージを与えることとは同義ではない、]


魔力攻撃が効かないなら、直撃あいつの体に攻撃してやる、


[炎帝剣、雷帝剣、本気の本気ていくぞ、魔王援護しろ!]


[ドラゴンノバー!ソルフレイム!]


ドラゴンノバーとソルフレイムがライトを援護し敵の攻撃を全て相殺する、


炎と雷を纏いディアルキアに向かっていく、この一撃なら!


[通った、深く刺さった剣、あれなら生物なら致命傷は避けられない筈だ]


まて、レオンそれはフラグなんだよな、、、


[我を生物と同種にするでない、我は神であり貴様らとは種族は違うのだ!]


[!?、グ、ノーダメージの無理ゲーかよ、]


チ、なら、本気でやるか、魔王と実力者の本気を!


[確かにその攻撃は即死級の技だ、並のものなら殺すのに十分な魔力だ、だが神は違う、]


[黙れ、神、神、神、うるさい、我は魔王だ、殺してくれる、効かないなら殺せるまで殺し尽くす、]


レオンの魔力が膨れ上がって行く、


まぁあいつ戦ってないから魔力は今の俺より高いんだよな、体力も今のあいつなら十分だと思う、なら僕はレオンの援護に回って、いけ最後はお前が決めろ!てのをやろう、めっちゃいいじゃんそれ、


[神など人間が生み出した幻想に過ぎない、貴様らは全知全能などではない、人間が求める神とは自らを助けてくれる都合の良い神だ、よって貴様は神などではない!]


なんだ、レオンの謎理論、上手く人間の痛いとこ言ってくるな、確かに人間が生み出した神は信じて願えば助けてくれるだの、神はいつでも見ているだの、いいことないもんな、この世界でも同じか、全く夢がないな今度から神社でお賽銭入れないようにしよ、


[神を侮辱するか、貴様!]


[哀れなものよ、神など今の生命にとっては大きなものではない、貴様らがいなくとも生物は発展している、貴様の役目は既に終わっているのだ、歴史を、正しい歴史に我々が戻す、]


ライトが敵の攻撃を全て相殺しながらレオンを先に行かせる、


[空間断絶!貴様の空間ごと別空間に飛ばしてくれる!]


レオンの空間が切り離され別空間に飛ばされる、


[別空間に飛ばした、なるほど我を倒せば魔王だけになると、]


[貴様から先に裁きを下してやる!]


分かっていないな、こう言った場合必ず主人公ならすぐに戻ってくるのだよ、


[パリン!この程度で魔王を止められると思ったか?時間と空間の神よ!]


[バカな、ありえない、魔王の空間移動奥義、かの魔王にその技を使われる逃げられることがあった、その技か、]


なるほど、先代の魔王がなぜ存在を記載していたのか、一瞬気になったが今後の伏線かと思いいわなかったがなるほど空間移動奥義で逃げたのか、どうせなら粘って弱点でも見つけて欲しかったな、


[貴様らはどれだけ神の摂理に反するのだ、時の咆哮!]


凝縮された時間の固まりが破壊光線のごとく放たれる、


[その攻撃、我が受けようYou are F.I.N.A.R]


凝縮された時間の固まりと魔力エネルギーがぶつかる、尋常じゃないほどのエネルギーが空間を流れる、時間の固まりを包み込みエネルギーがディアルキアに向かって行く、


ディアルキアに最大攻撃が直撃する、


[なんだと、私の攻撃が、飲み込まれるだと!我は神だぞ、無敵のはずだ!]


効いている明らかにダメージが入っている!


[我は神だぞ、なぜ現世の人間が我にダメージを!]


なるほど、僕は転生者だからな、この世界の摂理に元から反した存在と言えるからな、


[ライト、俺の最大の技でもダメージを与えられなかったのを、完全に圧倒する力!]


[完全に圧倒だと、我は神だぞ!空間断絶、この空間ごと全て終わらせてやる]


こいつは自らの攻撃で我にとどめを指すだろうだがそれでは我々神を本当の意味で倒すことはできない、神という存在は死をも超えることができる、ただの攻撃では神は殺せない!


[貴様では神は絶対に殺せない!


[我が貴様を消すのではない、我はあくまでも、、、]


主人公を助ける実力者だ!


多いなこのフレーズ、まぁ仕方ないその通りなのだから、


空間断絶、上下の感覚がなくなり文字通り空間が切り離されて行く、


[決めてやる!肉体強化魔法、神、魔剣強化魔法、神、炎帝剣、神、雷帝剣、神、ハーーーーーー]


膨大な魔力が集まり凄まじ魔力の炎と雷を纏いながら空間を打ち破って行く、


[肉体強化魔法、極、魔剣強化魔法、極、ブレイクスペース!]


空間を破壊して向かってゆく、


[なんだ!空間を破壊しながら我の空間までくるというのか、なんなんだこいつらは!]


先についたのはライトだった、


[この力で我らが今宵歴史を塗り替える!]


[ You are God absolutely perfect end final!]


膨大なエネルギーが放たれる、


[ガァーーーーーー、グゥア、だが、我は神だ、こんなありきたりな死では神は殺せない!]


知らないようだな、テンプレ的には主人公がもうじき来るんだよ、


[バリン!]


空間に穴が開く、レオンがついた、


[光栄に思え、これが魔王レオンハート デーモンの本気だ!]


[黙れ、我は神だ!時の咆哮!、圧縮された時間の塊、くらえば時間に閉ざされた永劫の時に封じ込めるのだ!]


攻撃を全て受ける、空間にヒビが出るほどの衝撃が空間にダメージを与える


[残念だったな、魔王のオーラは斬撃などの直接攻撃以外を無効とする、これが魔王に受け継がれた力、]


[まさか、貴様は魔王に繋ぐためだけに我にとどめを刺さなかったというのか、]


神などの種族はある限られた方法でしか倒すことは不可能、この神々が定めた原則を知っているというのか!、


[ガァー、バカな神の技が、そんなバカな!まさか本当に俺を、このディアルキアを!]


[最強破壊術破極玉、本気の状態の破極玉だ!この空間ごと全てを破壊してやる!]


ライトの攻撃が直撃した後にダメ押しのごとく放たれる魔王の最大の技、


[この程度で、神が、神の概念がなくなるなんてことはあり得ない!]


しかし、今度こそ貴様が負けることは既に決まっているのだよ、


[炎雷帝•神!行け!魔王、レオンハート デーモンよ!]


行け魔王よ、最後のとどめは•今回の主人公•であるお前が決めるのだ、最高の方で


[決めろ!]


異次元の魔力でできた炎と雷が直撃し、ディアルキアの体がぐずれてゆく、


[終わりだ、時間と空間の神よ、死ね、ブレイクハート!]


ディアルキアを形成する魔力の塊が破壊され破極玉にのまれた、



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る