9w8:勇者、辞めます ~次の職場は魔王城~
第2回 異世界ファンタジー部門 大賞作品
作者 クオンタム
【感想】
平和な世界に居場所を失った元勇者が新生魔王軍へ入団するストーリー。最初は実意バカバカしいお話に見えますが徐々にシリアスな展開になっていくのが私好み。最後の方は涙を浮かべながら読まさせてもらいました。とってもいいお話でおススメです。
【登場人物】
〇主人公①:「レオ=デモンハート」9w8(調停者)
※「魔王エキドナ(主人公②)」に対する「主人公を導く者」でもある。
元・勇者。愚かな人間どもを滅ぼし、魔族の千年王国を作るため、新生魔王軍への入団を希望する。
(のんびり屋さん・人の争いを鎮めたい)
〇主人公②:「魔王エキドナ」タイプ6w5(忠実な人)
※「勇者レオ(主人公①)」に対する「ヒロイン」でもある。
魔界の覇者、爆炎の女帝。
(考えすぎで心配性のお嬢様)
〇勇者レオ(主人公①)に対する「裏の主人公」:「《見えざる刃》無影将軍メルネス」4w5(ボヘミアン)
エキドナ直属の四天王。気配を断つ力とスピードは圧倒的。
(一人で居るのが好きな芸術家気質・不思議ちゃん枠)
〇魔王エキドナ(主人公②)に対する「裏の主人公」:「《全能なる魔》魔将軍シュティーナ」1w2(擁護者)
エキドナ直属の四天王。淫魔サキュバス。高い魔力を誇る。
(融通が利かない堅物で超真面目な性格)
〇勇者レオ(主人公①)に対する「主人公を導く者」:「エイブラッド」タイプ3(達成する人)
※魔王エキドナ(主人公②)に対する「ヒロイン」でもある。
インプ族の斥候。魔界から人間界へ偵察に来た際、レオと出会い大きな影響を与える。
(プライドが高く成功を追い求める)
主人公①(勇者レオ)
【タイプ9w8:調停者(The Referee)】性格特徴
マイペースなのんびり屋さん(タイプ9)、それに加えて現実的で社交的、人と仕事をするのを好みます(タイプ8)。
9w1より社交的。人と仕事をするのを好む。
主人公①(勇者レオ)
【タイプ9w8:調停者(The Referee)】の物語
人々の争いを収めたい「調停者」であり、収めるために前向きな代案や気分転換を示す。しかし場当たり的で根本的な問題に蓋をしがちであり、その解決には裏人格4w5が必要になる。
主人公①(勇者レオ)
【ストーリーライン(世界観)】
「リアルな現実世界」に「不可思議な空想世界」が侵入してくる。
もう少し詳しく表すと「周りの環境(リアルな現実世界)を平和に保つ為に人々の調停をしてきた」主人公が壁に当たり、その問題を解決する為に「自分の望み(内面の空想世界)を悟って行き先を決めようとする」お話。
主人公②(魔王エキドナ)
【タイプ6w5:守る人(The Defender)】性格特徴
タイプ6w5は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
6w5は6w7より集中力に優れているが、関心事は狭まる。往々にして、不利な立場にある人やグループの代弁をしたり擁護をします。
主人公②(魔王エキドナ)
【タイプ6w5:守る人(The Defender)】の物語
6w5は他人との関係を維持するのは得意ですが、それが何故必要なのかは理解できません。その理由を見つける為には「裏の主人公(1w2)」との相互理解が必要なのです。
主人公②(魔王エキドナ)
【ストーリーライン(世界観)】
「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。
【主人公以外の各キャラクターの性格詳細】
○『無影将軍メルネス』主人公①に対する裏の主人公:4w5(ボヘミアン)
4w5は「個性・ロマン・創造性」を求め人とは違う道を進もうとします(タイプ4)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
4w3より内向的。ステイタスや人から受け入れられることを気にしない。
≪得手不得手≫
自分の内面と向き合い行き先を決める事は得意ですが、内面に潜り過ぎて現実を見失いがち。
特定の集団に所属せず旅する「遊牧民」であり、旅するために自分の望みを悟って行先を決める。しかし内面に潜り過ぎて現実を見失いがちであり、その認識には裏人格9w8が必要となる。
○『魔将軍シュティーナ』主人公②に対する裏の主人公:1w2(擁護者)
基本的に真面目で理想を求める(タイプ1)完璧主義者、それに加えて理想を示す為の方法として人々を救おうとする(タイプ2)性格
人との関係を作る事が苦手な1w9と異なり、1w2は現実に関わりを持つことを好みます。気性が激しく、行動的。
≪得手不得手≫
思想などの概念を「擁護」し、その思想の正当性を主張する。しかし、その実現性までは考えておらず、その考案には裏人格6w5が必要。
1w2は理想を掲げる事は得意ですが、掲げた理想を実現する為に現実の世の中で細かな計画を立てて実行することは苦手 その考案には「裏の主人公(6w5)」との相互理解が必要となる。
○『エイブラッド』:タイプ3w2(魅了する人)
基本的に目立ちたがり屋(タイプ3)の性格、それに加えて他人の事が気になるおせっかい焼き(タイプ2)な面があります。
3w4より人と親密でいたいという衝動を持っていますが、ときに、より充実した私生活や家庭的安定の代わりに、公的な生活やそこで認められることを選びます。感情に動かされやすくのびのびしている。
≪得手不得手≫
人間の心から賞賛される「スター」になり、賞賛されるためにファンのご機嫌を取る。しかし客の本心からの望みが読めないこともあり、その理解には裏人格7w8が必要となる。
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