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「アクアフルール!」
「やった☆キレイ☆☆☆」
「ア、……アロー!!!あ……ご、ごめっ」
「大丈夫だよ、みっちゃん。落ち着いて合わせていこう。シュウジ」
「うん!」
「「「バーキングアロー」」」
神速の矢が、果てしないように思う氷の大地を削っていく。
「……
「……は?……別にアタシは」
「皆でやれば早いからなぁ!」
がっはっはと笑いながら、
ここに居ることが正解なのか、アタシが居なくてもよかったのか。
考えが
言われるままにここに居るようで、
「皆んなーッファイトッファイトッ!」
サブローのスターノエルレイダーは、ディストレスを凍らせる出力特化型のレイダーのようで、……声援に、ちょっと癒される。
やらなきゃ……できることを。そう言い聞かせて、遠くを見つめると、嫌な予感がした。
「サブロー……」
なぜか、アタシはサブローの名前を呼んだ。
「サブロー!避けてッ!!!」
――閃光。
そして蒼いレイダーの瞳の光が消えた。
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