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エリア新宿が氷に包まれた日、結局、ハイドロレイダーとブレイズレイダー、ヘブンズレイダー、ナノゲイルレイダー。
全てのレイダーと
サブローのレイダーで固められ、砕かれたディストレスは再生することなく、キラキラと宙に舞って消失した。
かなり時間がかかったから、師走で疲れてるみんなはへとへとになって、
「皆んなにだけ、頑張らせるわけにはいかないしね。ただ、このサブロー自身も、ちゃんとフォローを得て、頑張り過ぎはしないし、皆んなにもこれまで通り、休める時は休んでほしい。……仕事は、一人では出来ないと思う。どんなにやりたくてもね。だから、辛くなる前に言って欲しい……です。抱えなくていいんだ」
それは、アタシたちに言ったのか、サブロー自身に言ったのか、それとも誰かを思い浮かべたのか分からなかったけど、そう思ったからアタシは頷いた。
「わかった」
「早く気付けるようにしたいとも思っているけどね」
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