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目次
千秒のあいだには
落ち着いて考えてみればわかるはず
彼は君の無料カウンセラーじゃない
彼を友達だと思っているなら
扱いの悪さに気がつけるはず
ちょっとズレてるんだと思う
“あの人とあの人みたいになりたい”とか
笑いが絶えない日々なんてものはない、
仲直りできる仲が善哉、
重苦しいこともちゃんと話したい、
それが駄目なら最初から駄目
もっと洒々落々でいいと思うんだ
綺麗事じゃなく在るがまま
それはもうやっぱ付き合うなら楽しい相手の方がいいんだけど
でも楽な人が一番
言うべきことはきちんと言わなきゃだし
そして言わなくていいことは言わない
先に気づいた方が動くべきで
やればできるならやろうぜ
レアケースを基準にしても仕方がない
みんなが超人みたいになれるわけじゃない
彼が君のそばにいるのは君のことが好きだからで
それだけで
だから君は大切に思われてるんだ
君はそれを自覚すべきだ
自分は独りぼっちなんだなんて思ってるとマジでそうなっちゃう
少し荷物を削ろうか
それがすごく大変
だからやってもできないことなら認めよう
気づくべきは己の傷
さあ考えてみよう
千秒の間には影も見えるだろう
まさか自分一人で生きてきたつもりはないよね
その言葉にどれほどの説得力があるのか
それがわからないほど君は馬鹿じゃないと思うけど
暗いものなら彼もきっと抱えている
でも彼はそれをちゃんと受け入れてる
それでも誰かの存在が必要な時もあると思う
だから、そろそろ君も彼を救うべき時
助けてと言わせてあげて
千秒後の世界で何を手にするか
さあ考えてみよう 千秒後の世界を
その余裕は今もまだ残っている
時にはお茶を それなら鍵は君が握ってる
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