街灯
西崎 愁
星屑
ひかりを
何度も握りしめて傷ついた指先
泣き出したい心を押し込めて噛んだ唇
遠くに見た1番星に
このまま……夜明けを迎えたら
震えるのはまだ怖いから。だけど……
このままこのひかりを消してしまったら、
ボクは
暗い海の
遠い水平線に夢を見た
歩き出すなら今しかない。
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