第212話 え、MITを誘致!?
ミットではありません。エム・アイ・ティーです。
マサチューセッツ工科大学。
「電車で通えるアメリカの大学」
うーん、バブル期にそういうCMありましたが、MITとなると、ちょっと違いますね。
新潟県に「南イリノイ大学新潟校」がありました。これは日米貿易摩擦時代の産物ですが、現在は開志国際高校のキャンパスになっています。
失敗か、といわれますが、これの学校はバブル期当時に乱立したアメリカの大学の日本校のなかでも、日本人のアメリカへの留学生を多く生み出しており、結果として廃校にはなったものの、多くの人材を育てたといわれています。
バブル崩壊で学生数の減少が一番大きかったのと、イリノイ大学が田舎に立地しているというのも禍したとか……
ネットニュースで見ると、MITが日本に出来たら、早稲田や慶応の理工はやばい、という記事を見かけました。
笑えます(WWWWWW 草)
マサチューセッツ工科大学(実は私立大学)の学費をご存じないネット民でしょうか。4年間で学費だけでも1600万円以上はかかると言われます。留学費用や寮費などを除いてです。学費だけでもかなり高額です。
私の友達でバブル期に慶応義塾大学の理工学部の友人がいましたが、彼は新潟の名家の出身だそうで、
「うーん、学部卒だと就職が良くなさそうだから、院に進むつもり」なんてあっさりと気軽に言っていました。それだけでも300万円かかるでしょ?なんてあっさり言うんんだ!と言ってやりました。
しかし、慶応理工で6年間にかかる学費は、現在はそれでもMITの、半分から4分の3くらいじゃないでしょうか。
現在、早稲田大学、慶応義塾大学の文系学部なら、4年間にかかる学費はおよそ600万円くらいだと思います。
理系なら大学院2年プラスが普通なので6年間在籍すると1000万円くらいじゃないでしょうか?
慶応医学部だと、6年間の学費は額面だけだと、およそ2300万円くらいになるはずで、その他、諸々とかかるようですので、2500万円は用意しないとならないハズです。
アメリカの大学では、学生は入学する前後に奨学金の獲得に奔走します。場合によってはローンを組む学生もいます。日本の大学だと学費免除クラスはかなり優秀な生徒です。
私は免除を受けたのは4年間で1回、学費半額というものでした。けっこうパスするのに厳しかったです。
学費の面では、まだ日本の私立大学には競争力はあるでしょう(……草)
MIT、やはり憧れますよね……
私は大学生の時にパリ第二大学(パンテオン・アサス)に行きたい!!!!!!!
とずっと言っていて、結局願いは叶いませんでしたが。
ただ、驚いたのが、ここ新潟に来て、知り合いの弟のSNSを見たら、学歴が「パリ第二大学」と書いてあり驚きました、聞いてみたら
「そうだよ。俺の弟はパンテオン・アサスを卒業しているんだけど」とあっさり言われました。
そういえば、先日、電話が掛かってきた顧客のおばあさん、孫がイェール大学だと言ってました。
私の住んでいる新潟の周りには金持ちばかりのようで……恐ろしい所に来たと思いました。
どおりで、豪邸が沢山あるわけです……
私自身は「じっと手を見る」という生活…………
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