第124話 オジサンは生産性が低いのか
よく見かける記事ですが、実際の現場を見たのでしょうか、いつも言われる紋切り型の表現でしかないと。
正直言えば、今の若者はスマホ世代なのでパソコンがよく使えないで、困ってます。
今のオジサン、50歳から60歳の人は、就職して間もない頃に、Windows95が発売され、表計算やワープロを覚えた世代なので使えるはずです(笑)
電子決裁の稟議書がどこかで止まっていると検索したら、圧倒的に若手職員で止まってます。ほぼ100%。オジサンは電子決裁をよく見ています。
さらに、若手で文書の章や項をそれぞれフォントとポイント数をいちいち指定していたのには呆れました。章見出しの指定方法を知らなかったのです。
エクセルの関数もよくわからないで、桁を丸める処理をしないで、誤差がでて、我々はいちいち関数の計算式をチェックしたり、本質的に数学が弱いのです。
高校数学も簡略化されているので、現場で必要な数学を習っていない。
それもそのはず。若い人は、スマホでなんでもなるから、自分の頭で考えてマクロやリレーショナルデータベース、文書レイアウトの段送り、文書校正設定を組んだパソコン黎明期をすっ飛ばしているのです。
習っていないし、考える力を養っていないので、パソコンができるわけありません
もうひとつ。ハンコ。
あれは最近電子決裁で、個人IDが稟議書に紐付けできるようになったので、やっと不用になったのです。
ハンコの利点は偽装、偽造防止で、会社には決裁権者の印影を記録して、照合する仕組みがあります。そのためハンコ屋さんに自分だけのオリジナルのハンコを作ってもらいます。
そう出なければ、他人が自分の銀行預金を下ろすことが出来るじやないですか。会社のハンコにはそれと同じ意味があるのです。
それが理解出来てなければ、生産性の低い従業員の烙印を押されますよ
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