ローカルニュース・雑記

第90話 年収どのくらいで高級マンションが持てる？

　東京都内のネタでタワマンがいくら？なんて話が出てますが、タワーマンションって昔は東京にはそんなになくて、

　有名なのが山形県上山市の41階建てのタワーマンションが、たしかバブル期の頃からありますし、新潟県湯沢町のビクトリアタワーは32階建てで、むしろ地方の方が有名だった気がします。

　田舎には無いだろ、バカにされますのでヤメておきましょう。湯沢町に高層マンションはたくさんあります。

　1990年代で東京の高層ビルはオフィスやホテルでした。

　私の住む地方では高級グレードは5千万円くらいからと言われますが、郊外に大きな戸建てを持つ人も多いので値段の高いマンションは売れません。ですので、3.5千万円代以上はファミリー向けでゆったりした作りになるのでこの辺りがボリュームゾーンです。

　街なかで、学校もオフィスも徒歩自転車圏内で、中心部でタクシーで帰っても2千円以内で家まで着きます。

　ホントに便利です。

　世耕幹事長の発言が物議を醸していますが、実は私は最初は今の西区にアパートを借りていました。

　結婚してマンションを買いましてローンを組みましたが、ボーナス返済を10万円代で年2回にすると、35年返済にすると次々の返済額がアパートの家賃より安くなりました。ボーナス返済分を妻（産休育休が取れ復帰する会社）から出すことにしました。

　定期的に繰り上げ返済したら、35年が17年くらいまで短縮してゴールはもうすぐ。子どもの大学入学まで終わります。

　アパートで独身暮らしをしているより、結婚してマンションを買って、子どもを育てた方が経済的に有利だとわかりました。銀行が住宅ローンを融資してくれるからです。

　この辺りの不動産会社と金融機関は、次々の返済額がアパートの家賃7万円くらいを返済額に設定した物件をボリュームゾーンとして売って、テレビコマーシャルでも｢月々の家賃より安い｣とCMをしているのです。

　妻と付き合って、新居探しをしてたら、マンションを買って、定住を決めました。

　おそらく東京で暮らしていたらそうならなかったでしょう。結婚も出来たかどうかわかりません。

　そして何より、政令指定都市というのは、流行の店もすぐに進出してくるので、ここで暮らして、不便なことはひとつもないのです。

　地方に来てよかったと思いました。

　同じ給料、いや少ない給料でも、可処分所得が多いのでした。