第61話 見つかってなにより

 良く、落とし物が帰ってくる国、日本といわれますが、県の職員が企業誘致の会議に出るため、手提げ袋に入れた書類を紛失した、というニュースになりました。

 その中には、誘致している企業の分析や誘致に関する感触など交渉の記録が書かれていたとのこと。

 当初の発表では、バスの中で置き忘れてという話でしたが、発表後に商業ビルのトイレにあるのを管理会社が保管していたそうです。定期清掃、掃除の人が捨てずに届けたのでしょうか。


 ともあれ、交渉に関する書類ですので、他に回ってしまうと大変なことだったと思いますので、厳重な管理をお願いしたいですね。


 ただ、バスの中で忘れたという話ですが、商業ビルのトイレというのは不思議です。拾った人が持っていたのでしょうか。それとも無くした場所の記憶が曖昧だったのでしょうか。置き引きにあったのでしょうか。


 実際に、重要書類を持ち出して、翌日の会議に直行する場合は私でもあるので、これは仕事をしている人には誰でも起こりうる事態です。


 ネットでは、そんな大事な書類を持ち歩くな、なんてことが書いている人がいますが、たぶん仕事をしたことのない人じゃないですか?


 さすが「ヤ○コメはニート」と言われるわけです。


 スリ、ひったくりにも会うリスクはあります。


 昨年の犯罪統計が発表されましたが、新潟県内でのスリ、ひったくりの認知件数は「わずか数件」なので、この町で仕事をしていればそのリスクは低そうですが、東京などでは統計上でもかなりの件数があります。


 私も会議で重要書類を持って出かけることがあるので、気をつけたいです。


 とにかく見つかってなによりです。

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