第56話 洋上風力発電・・・

 先日、ちらと書きましたが、再生可能エネルギーで注目されている風力発電、実際にどのような計画があるか調べてみました。

 整備を促進する海域などで環境アセスメントの書類が提出されて縦覧されているので、普通にみることができます。


 一番先行しているのは、秋田県です。それを追うように新潟県で環境アセスメントの手続きが進められています。

 秋田県では陸上の大潟村の全部実現すれは最大800万キロワット、8,000メガワットです。柏崎刈羽原子力発電所がフル稼働して約800万キロワットですから、いかに風力発電所の計画が巨大かわかるでしょう。

 新潟県でも350万キロワット以上ですから、最新型の原発1基が130万キロワットだと考えると、2・5基分でしょうか。

 2030年頃には実現するかと思います。ただ風力発電なので風が弱い時は出力が下がるとは思います。

 風が強いときに既存の揚水発電所などを活用するなど、巧く活用すれば、将来的には再生可能エネルギーで電力がまかなえる時代がくるかもしれませんね。




 秋田県は14件、新潟県が6件


 秋田県は陸上でも100万キロワットクラスの風力発電所の計画があります。秋田県は地区がわかりやすいのですが、新潟は似通った地名なので会社名を書きました。以下はそれぞれの県のWEBから拾いました。


(仮称)八峰能代沖洋上風力発電事業

 出力 最大約36万kW


(仮称)秋田中央海域洋上風力発電事業

 出力 最大40万kW


(仮称)秋田洋上風力発電事業

 出力 最大72.2万kW


(仮称)能代・三種・男鹿沖洋上風力発電事業

 出力 最大54万kW


(仮称)秋田県由利本荘市沖における洋上風力発電事業

 出力 最大91万kW


(仮称)秋田県能代市・三種町・男鹿市沖における洋上風力発電事業

 出力 最大53万2千kW


(仮称)由利本荘洋上風力発電事業

 出力 最大78万kW


(仮称)秋田県潟上市・男鹿市・秋田市沖洋上風力発電事業 

 発電設備出力 最大40万kW


(仮称)秋田県八峰町及び能代市沖洋上風力発電事業

 最大発電出力 39万6千kW


(仮称)秋田県八峰町及び能代市沖洋上ウィンドファーム事業

 最大発電出力 36万kW


(仮称)八峰町及び能代市沖における洋上風力発電事業

 出力 最大35万6千kW


(仮称)秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖洋上風力発電事業

 発電設備出力 最大40万kW


(仮称)秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖着床式洋上風力発電事業

 発電所総出力 最大約40万kW


(仮称)男鹿市、潟上市及び秋田市沖洋上風力発電事業 電設備出力 

 最大34万kW



 新潟県


(仮称)新潟北部沖洋上風力発電事業 

 大成建設株式会社他 最大400,000kW


(仮称)新潟県胎内市及び村上市沖洋上風力発電事業

 RWE Renewables Japan 合同会社 他 最大約700,000kW


(仮称)新潟県村上市・胎内市沖洋上風力発電事業

 株式会社大林組 最大600,000kW


(仮称)新潟村上市・胎内市沖(日本海)洋上風力発電事業

 インベナジー・ウインド合同会社 最大475,000kW


(仮称)村上市胎内市沖洋上風力発電事業

 村上胎内洋上風力合同会社 最大600,000kW


(仮称)新潟県北部村上市・胎内市沖洋上風力発電事業

 住友商事株式会社 最大700,000kW



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