第20話 2023/東京新聞杯

出走確定前

能力が高い馬が集まった印象。

オッズが結構割れるかな?



1枠1番

・プリンスリターン:6:牡

父:スクリーンヒーロー、母父:マンハッタンカフェ

騎手:横山和生(初)

脚質:先行、差し

評:1年以上の休養明け。

  そこそこ切れる末脚がある。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ。

  馬場状態に左右され難い 

 ★屈腱炎ではないらしいけど、1年以上休養する必要のある足の腫れ。

  賢そうな子ではあるが、レース感が鈍っている可能性もあり。

  調教とパドックでの確認は必要。

  進路の選択が巧い横山和生Jは相性は良さそう。

調教

栗東:CW:稍重(横山典弘)

6ハロン:88.0-71.9-56.4-40.1-12.0(馬なり)

カルネアサーダ(馬なり)の外0.5秒先行して0.1秒先着。


1枠2番

・ウインカーネリアン:6:牡  ▲

父:ウインカーネリアン、母父:マイネルラヴ

騎手:三浦皇成

脚質:逃げ、先行、差し

評:ゲートでは落ち着きがない(良く立ち上がる)。

  スタートは巧い方。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は十分。

  馬場状態に左右され難い。

  切れる末脚がある。

 ※マイルCS(阪神1600)を観て。

  ゲートで立ち上がる。スタートは良い。

  直線で、進路の選択をミスして狭いところに突っ込む羽目になる。

  何とかホウオウアマゾンを弾き飛ばして進路を確保するが、坂の途中でそんなことをすれば加速は付くはずもなく。

  進路の読みミスなのでジョッキーの判断ミス。

 ★前で競馬をした方が安定するが、相手や展開によっては末脚を生かした競馬もできる。

調教 ◎

美浦:南W:良(三浦皇成)

6ハロン:84.4-68.2-52.6-37.8-11.6(馬なり)

スパイダーゴールド(馬なり)の内0.8秒追走して0.1秒先着。

★素早いフットワーク。

 ジョッキーの指示に素早く反応。

 合図と同時に、ぬるりと速度を上げて抜き去った。


2枠3番

・ジャスティティンカフェ:5:牡  ◎

父:エピファネイア、母父:ワークフォース

騎手:福永祐一

脚質:差し、追い込み

評:ジョッキーの指示に素直に反応。

  馬場状態に左右されない。

  切れる末脚が魅力。

  スタートは普通。

  距離は十分。

 ※マイルCSを観て。

  残り200メートル付近で、進路を確保する時にファルコニアとぶつかる。

 (ぶつかって吹っ飛ばされた先でウインカーネリアンかピースオブエイトと接触している)

  その状態で0.4秒差の6着。上がり33.2秒は優秀。

 ★馬場状態が悪くても強烈な末脚。

調教 ○

栗東:CW:稍重

7ハロン:99.0-67.0-52.6-37.4-11.5(馬なり)

ラレーヌデリス(強め)の外0.3秒追走してクビ先着。

★力強く素早い伸びのあるフットワーク。

 ジョッキーの指示に素早く反応。


2枠4番

・ピンハイ:4:牝  ◎

父:ミッキーアイル、母父:ジャングルポケット

騎手:坂井瑠星(初)

脚質:先行、差し、追い込み

評:馬場状態に左右されないと思うけど、含水率の高い馬場の場合は2000までかな。

  スタートは普通。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

 ※西宮Sを観て。

  ジョッキーからの指示に反応が早い。

  コーナー加速が良い。

  しっかりと足を溜めたことで鋭い伸びを見せた。

 ★エリザベス女王杯では、残り100メートルまでは勝負ができていた。

  脚の回転が鈍っていたのでスタミナが切れ。

  マイルなら馬場状態が悪くても勝負ができる。

  坂井瑠星Jは初騎乗だけど相性は良さそう。中団のやや後方の差しかも?

調教 ○

栗東:坂路:良(北村友一)

800メートル:58.0-41.8-27.1-13.3(馬なり)

★リズムの良い素早いフットワーク。


3枠5番

・インダストリア:4:牡  ▲

父:リオンディーズ、母父:ハーツクライ

騎手:戸崎圭太

脚質:先行、差し

評:若干だけど決め手に欠ける。だけど安定性がある。

  馬場状態に左右され難い。できれば良馬場の方が良い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートは安定しない。

  そこそこ切れる末脚がある。

  距離は十分(2000まで行ける)。

 ※カウントダウンS(中山1600)を観て。

  良表記だけど含水率は高め。

  坂で止まらない加速。

 ★ユニコーンS(東京1600ダート)を観た感じでは、ダートもそこそこ走れる。

 (出遅れと、直線でも他馬をぶっちぎりできる能力がなかったため、D・レーンが追うのを止めた。順位、タイムよりも差は少ない)

  NHKマイル(東京1600)で0.4秒差の5着。

  スタミナを生かして、好位で粘りこめる力はある。

調教 ○

美浦:南W:良

5ハロン:66.9-51.8-37.8-12.1(馬なり)

★力強く素早いフットワーク。

 ジョッキーの指示に素早く反応。


3枠6番

・マテンロウオリオン:4:牡  ○

父:ダイワメジャー、母父:キングカメハメハ

騎手:横山典弘

脚質:先行、差し、追い込み

評:荒れた馬場は問題ないけど、含水率が高い馬場は苦手。

  スタートは普通。

  切れる末脚がある。

  距離は十分。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

 ※京都金杯を観て。

  含水率が低めの外に出した分だけ、距離が空いた。

  残り200メートルで届かないことが分かり追うのを止めた。

 ※コーナーで加速をつけ、早い速度を維持したまま坂(一番含水率が高い芭蕉)を一気に抜けるためのポツン。負けはしたが技あり。

  優勝する気満々だったけど、内の馬の馬場適性が予想よりも上だったのと、

  マテンロウオリオンが予想よりも馬場の影響を受けたんだと思う。

 ★馬場状態次第。

  東京コースは歓迎。

  馬郡の外を走っても不利が少ない。

  後ろで競馬をした場合、3~4コーナーで速度を上げてもポジションの調整がし易い。

調教 ◎

栗東:CW:稍重

6ハロン:83.1-67.5-52.4-37.1-11.3(馬なり)

★力強く素早いフットワーク。

 ジョッキーの指示に鋭く反応。

 合図と同時にすっと加速。


4枠7番

・タイムトゥヘブン:5:牡  ▲

父:ロードカナロア、母父:アドマイヤベガ

騎手:大野拓弥(22年5月14日ぶり)

脚質:逃げ、先行、差し、追い込み(昨年からは後ろからのみ)

評:含水率が高い馬場はちょっと苦手っぽい。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚がある。

  スタートは普通。

  馬場状態に左右され難い。それでも良馬場の方が良い。

  距離は持つ。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  道中は経済コースを走る。

  3~4コーナーでポジションを上げていき、直線で追い出す。

  追い込み馬の良いレースをできたと思う。

  残り50メートルの伸びはちょっと物足りない。

  荒れた内馬場を走らせたことで、スタミナが持たなかった可能性がある。

 ★スタート次第では比較的前で競馬が可能。

  馬場状態が良ければ。

調教

美浦:南W:良(大野拓弥)

6ハロン:85.0-68.7-53.5-38.2-11.8(馬なり)


4枠8番

・ファルコニア:6:牡  △

父:ディープインパクト、母父:ホークウィング

騎手:吉田隼人(22年9月11日ぶり)

脚質:逃げ、先行

評:含水率が高い馬場は苦手っぽい。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は十分。

  スタートはそこそこ。

  まあまあの末脚。

 ※マイルCSを観て。

  馬場が合わなかった可能性が高い。

  残り200メートル地点で付いていけない。

  最後までしっかりと走れていたので、スタミナはあった。

 ★含水率が低ければ、逃げて粘れるかも。  

調教

栗東:坂路:良(吉田隼人)

800メートル:54.7-39.7-24.7-12.0(強め)


5枠9番

・ショウナンマグマ:4:牡  ★特注★

父:ザファクター、母父:ステイゴールド

騎手:M・デムーロ

脚質:逃げ、先行

評:馬場状態が悪ければ。

  スタートそこそこ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は十分。2000以上はペース次第。

  馬場状態に左右され難い。

 ※ディセンバーSを観て。

  16キロ増は成長分。

  コーナーの加速が良い。

  M・デムーロが良い騎乗をした。

 ★ジョッキー次第では逃げ残りの可能性も。

  馬体重が増えた分だけ筋肉が増えたのかな? 若干だけど末脚が良くなっている。

調教

美浦:南W:良

5ハロン:64.5-49.4-36.3-12.1(馬なり)


5枠10番

・ピースワンパラディ:7:牡  ○

父:ジャングルポケット、母父:アグネスデジタル

騎手:菅原明良(初)

脚質:先行、差し、追い込み(スタート、相手、馬場状態で変わる)

評:馬場状態に左右されない。馬場状態が悪い方がいい。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  まあまあの末脚。

  スタート普通。

  距離は十分。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  残り200メートルからの伸びはイマイチ。

  馬場状態が悪いのと坂は問題なし。

  エアロロノアとの進路争いで弾かれた(負けた)影響が僅かにあったのかも。

 ★能力は高く維持している。

  乗り変わりが多くても成績が安定しているあたり操作性が良い。

調教

美浦:南W:良

4ハロン:52.7-37.4-11.9(馬なり)

ラパンセソバージュ(馬なり)の内0.2秒追走して同入。


6枠11番

・カイザーミノル:7:せん  △

父:ロードカナロア、母父:スマートストライク

騎手:藤岡康太(初)

脚質:先行、差し

評:1400は速度負けするが1600から1800なら。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートは結構いい。

  切れる末脚がある。

  距離は十分。

  馬場状態に左右され難い。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  負けはしたものの0.3秒差の5着と差は少ない。

  しかし、いい騎乗で不利を受けない競馬の結果なので、着差・タイム差通り。

 ★能力は高く維持している。

  末脚を生かせる東京に代わるのは好材料。

  やや間隔の詰まった競馬をしているため、調教とパドックの確認は必要。

  藤岡康太Jは初騎乗ですが、相性は良さそうな感じ。

調教

栗東:坂路:良

800メートル:54.7-39.9-26.0-12.9(馬なり)

トラストエムシー(一杯)に0.2秒先着


6枠12番

・シュリ:7:牡  ★注★

父:ハーツクライ、母父:ジャイアンツコーズウェイ

騎手:津村明秀(22年8月14日ぶり)

脚質:逃げ、先行、差し

評:能力は高く維持している。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い方。

  馬場状態に左右され難い。

  切れる末脚がある。

  距離は大丈夫。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  含水率が高い馬場を物ともせず駆け上がったが、残り150メートルで僅かに足が鈍った?

  坂を上り切った後に他の馬の脚が良かった。

  不利のないレースで、騎乗も良かった。0.5秒差の8着は結果通り。

 ★末脚の速度を維持できる距離が若干短いのかも。

  道中のペースと、仕掛けるタイミング次第。

  騎乗経験のあるジョッキーでは、秋山真一郎以外なら誰でも。

  秋山ジョッキーは、馬を抑える技術が雑。

調教

栗東:坂路:良

800メートル:52.5-38.1-24.6-12.0(馬なり)


7枠13番

・サクラトゥジュール:6:牡  ★★特注★★

父:ネオユニヴァース、母父:シンボリクリスエス

騎手:田辺裕信

脚質:先行、差し

評:レース間隔はちょっと短め。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

  スタートはそこそこ。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。1600~1800なら。

 ※ニューイヤーS(中山1600)を観て。

  いい競馬をしたがクビ差(0.0秒)届かず。

 ★賞金が足りなくて出走が厳しい。

  レース間隔が短いので調教とパドックのチェックは必要。

  末脚を生かせる東京に代わるのは好材料。

調教

美浦:南W:良

5ハロン:67.6-52.4-37.8-12.1(馬なり)


7枠14番

・エアロロノア:6:牡  ○

父:キングカメハメハ、母父:ロックオブジブラルタル

騎手:武豊(22年11月22日ぶり)

脚質:先行、差し、追い込み(相手、コース、馬状態で対応を変える)

評:前走から斤量が1キロ減。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはまあまあ。

  切れる末脚が魅力。

  距離は十分。

  馬場状態に左右され難い。クラスが上がるほど、良馬場で勝負した方がいい。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  良表記だが、含水率は高め。

  馬場が影響したのか加速するまで時間がかかった。

 (4コーナーの終わりから残り200メートル地点まで稍重)、

 ★合わない馬場でG1の馬たちと勝負して差の少ない競馬をしている。

  スタート次第では前目につけることもあるが、基本的には足を溜めて末脚勝負。

  クッション値が高く、含水率が低ければ勝ち負けもある。

調教

栗東:坂路:良

800メートル:52.8-38.8-25.2-12.5(一杯)

アトミカ(馬なり)を0.3秒追走してクビ遅れ。


8枠15番

・ナミュール:4:牝  ◎

父:ハービンジャー、母父:ダイワメジャー

騎手:横山武史

脚質:先行、差し、追い込み

評:馬場が荒れれば荒れるほどいい。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートはそこそこ。

  馬場状態に左右されない。

  切れる末脚がある。

 ※桜花賞(阪神1600)を観て。

  0.3秒差の10着。

  最外枠だったこと若干だけど影響したと思う。

  けど、末脚の切れの差で着順を2~3個上げるくらいかな。

 ★秋華賞やエリザベス女王杯を観ても、馬体重が増えた分だけ成長した感じ。 

  初めての混合レースで、56キロが初めてなことがどうでるか。

  パドックでの様子に注意したい。

調教 ◎

栗東:坂路:良

800メートル:53.6-38.7-24.8-11.8(馬なり)

バルサムノート(一杯)と同入。

★力強く素早いフットワーク。

 ジョッキーの指示に鋭く反応。


8枠16番

・プレサージュリフト:4:牝  ○

父:ハービンジャー、母父:ディープインパクト

騎手:C・ルメール(初)

脚質:先行、差し、追い込み

評:能力はあるので、ジョッキーが変わればチャンス。

  切れる末脚がある。

  スタート普通。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  馬場状態に左右され難い。稍重なら普通に走れる。

 ※京都金杯(中京1600)を観て。

  騎乗が雑。

  4コーナーで加速させたことで外のアルサトワと接触。

  故意ではないかもしれないけど、進路ブロックするような騎乗。

  影響を受けたっぽい馬が2頭ほどいたので、勢い的には順位は1~2個下がっていたかも。

 ★しっかりと馬の能力を引き出してくれるジョッキーなら。

  C・ルメールJは初騎乗だけど、切れる末脚がある馬なので相性は良さそう。

調教 ○

美浦:南W:良

6ハロン:85.6-68.9-53.5-38.9-11.8(馬なり)

カーペンタリア(馬なり)の外0.6秒先行して同入。

★力強く素早いフットワーク。

 ジョッキーの指示に鋭く反応。

 合図と同時に一気に加速し、同着。



2023/02/02

馬場状態次第で有力馬が変わるかも。

実績があり能力が上位と思われるジャスティティンカフェ、ナミュール、ピンハイは、馬場状態に影響され難く安定しているので軸にする人は多そう。


含水率が低い馬場ならマテンロウオリオンが面白そう。


2023/02/03

クッション値9.1

含水率:ゴール前14.3%:4コーナー15.0%


2023/02/04

クッション値9.3

含水率:ゴール前13.9%:4コーナー14.5%


2023/02/05

クッション値9.3

含水率:ゴール前13.1%:4コーナー13.9%


このくらいの含水率なら……(と信じて)!

マテンロウオリオンから本命どころにワイドかな。

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