第15話 2023/根岸ステークス

1:東京競馬場での実績

 重賞やオープンでの順位とタイム差。


2:前走の距離、1着馬とのタイム差

 前走が1500メートル以上だった場合の3着率は33.3%。

 1400メートル以下で0.2秒以上離されている場合は割引材料。


3:前走から中3週の馬は不振

※これを判断材料にし過ぎるのは危険。

 ローテーションと調教やパドックでの状態次第。


4:近年は内枠が有利

 1-4-4-23

 3-0-0-29

 3着内率だけを考えるならそうだけども。

 参考程度。


5:脚質が明暗を分ける

 前走4コーナー通貨順位が3番手以下。

 直線が長いからだとおもう。

 ペースが速くなるので、末脚がある馬が有利なのかも。

 直線が長いし、差しや追い込みも。

 

出走確定


1枠1番  ★注★

オーロラテソーロ:6:牡  

父:マリブムーン、母父:ノットフォーラブ

騎手:原優介(初)

脚質:逃げ、先行

評:左回りなら1400でも勝負になる。

  馬場状態に左右されない。

  スタートは巧い方。  

  距離はギリギリ持つ。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  それなりの末脚。末脚で勝負をするのは無理。

 ※昨年の根岸Sの負けはスタート出遅れ気味になったのが全て。

 ★鮫島克駿Jと相性がいい。

  もしも乗り変わりがあるなら逃げ先行が巧いB・ムルザバエフ。

  騎乗経験のある田辺裕信、大野拓弥、浜中俊、戸崎圭太、菅原明良なら。

調教 ◎

美浦:南W:稍重

6ハロン:86.6-69.7-54.7-39.8-12.9(馬なり)

3頭併せ0.4秒先行で同入。

・力強く素早いフットワーク。

・ジョッキーの指示に素早く反応。

・終いまでしっかりと伸びて1/2馬身先着。



1枠2番  ▲

・ヘリオス:7:せん  

父:オルフェーブル、母父:フレンチデピュティ

騎手:武豊

脚質:逃げ、先行

評:能力は高く維持。

  距離は十分。

  馬場状態に左右されない。

  スタートが巧い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  そこそこの末脚。

 ※さきたま杯の5着にについて。

  小回りのコースで外々を回されたため。

 ★切れの勝負では分が悪いが、長い直線でも粘れる。

  昨年の成績は、重賞(交流戦を含む)6戦して2着4回、3着1回、5着1回と安定している。

  逃げ馬で軸にするなら良い馬。

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:53.2-37.6-25.0-12.8(末強め)

0.2秒先行して0.4秒先着。



2枠3番  ★特注★

・ホウオウアマゾン:5:牡  

父:キングカメハメハ、母父:アグネスタキオン

騎手:坂井瑠星

脚質:逃げ、先行

評:初ダート。

  距離は十分。

  スタートは結構巧い。

  まあまあの末脚。

 ※前走、マイルCSで1.5秒差の15着と負け過ぎている。

  しかし、シュネルマイスターとマテンロウオリオンにピンボールにされなければもっと上位だった。

  坂井瑠星Jが姿勢を崩して減速。

  坂井瑠星Jの姿勢が定まり再度追い出しをすると、馬はやる気を損なわずに加速していた。

 ★個人的には芝向きだと思うけど、矢作調教師が止めないんだったら走るのかも?

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:52.4-38.4-25.4-12.8(馬なり)

0.3秒追走して0.4秒先着。



2枠4番  〇 (ブリンカー着用して2走目)

・セキフウ:4:牡 

父:ヘニーヒューズ、母父:キングマンボ

騎手:M・デムーロ

脚質:先行、差し(芝スタートの時はスタミナが死ぬので差しの方が良い)

評:能力上位。斤量57キロと前走から1キロ減も好材料。

  距離は十分(1800まで)。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

  芝スタートは苦手。

 ※前走は0.3秒差の3着と負けた。

  スタートが芝でなければもっといいポジションで勝負ができたと思う。

  1着との差は無し。

  ブリンカー(初)の効果もあったと思える。ブリンカー着用で2走目で更に期待できそう。

 ※武蔵野SはM・デムーロの騎乗ミス。芝スタートなのに強引に前につけてスタミナが死んだ。

 ★M・デムーロ、藤岡康太、戸崎圭太が乗ってくれると良い。

調教 ▲

栗東:坂路:良

800メートル:53.8-38.9-24.5-12.3(馬なり)

・力強く素早いフットワーク。 

・残り100メートルで騎手が足元をのぞき込む(手前替えができていなかった)。



3枠5番  ★注★

・アドマイヤルプス:6:せん  

父:ヘニーヒューズ、母父:キングカメハメハ

騎手:内田博幸(22年4月23日ぶり)

脚質:先行

評:能力はそれなり高い。叩き3戦目でどうか。

  距離は十分。

  馬場状態に左右されない。

  スタートは結構巧い。芝のスタートも巧い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

 ※前走は東京1600ダート。

  4コーナーを2馬身差の2番手で回る。

  チークピーシーズを使用していることを考えると、道中のポジション取りが難しい。

 ★前々走は休養明けとはいえ負け過ぎ。前走は着差的には離され過ぎだが、初重賞だったことを考えれば良化がみられた。

  距離短縮は好材料。

調教

美浦南:南W:稍重

6ハロン:85.9-69.7-55.0-40.0-12.9(馬なり)

外0.5秒先行で同入。

やや物足りない。



3枠6番  ◎ (陣営はフェブラリーSを勝ちに行く気持ち)

・ギルテッドミラー:6:牝  

父:オルフェーブル、母父:ティズナウ

騎手:三浦皇成

脚質:先行、差し

評:ダートで才能開花。血統的に充実期に入ったと思うので芝の重賞で勝負ができると思う。

  斤量55キロは魅力。

  馬場状態に左右されない。

  スタート巧い。芝のスタートも巧い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

 ※昨年の京王杯(東京1400)の負けは出遅れ。

  今ならヴィクトリアマイルや安田記念でも勝負ができると思う。

 ★三浦皇成Jがチョットだけ穴。

  仕掛けのタイミングと、進路の選択がチョットだけ雑。

  個人的にはダービーCTの石橋脩Jがあっていると思う。

調教 ○

栗東:坂路:稍重

800メートル:54.3-38.6-24.7-12.2(末強め)

・力強く素早いフットワーク。

・ジョッキーの指示に素早く反応。



4枠7番  △

・レディバグ:5:牝  

父:ホッコータルマエ、母父:ダンスインザダーク

騎手:酒井学

脚質:先行、差し、まくり差し

評:直線の長い東京は好材料。

  馬場状態に左右されない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い。芝のスタートも巧い。

  それなりに切れる末脚。

  距離は十分。1600まで。

 (レディスプレリュード大井1800で残り200で失速)

 ※前走、ペテルギウスS(東京1400)で0.9秒差の4着。

  数字だけで見ると負け過ぎた感じがするが、レース間隔を考えれば上出来な部類。

  初騎乗の北村宏司Jと相性は良い。

 ★戸崎圭太J、北村宏司Jなら尚良し。

  中京なら酒井学Jでも。 

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:56.1-40.2-25.6-12.6(馬なり)



4枠8番  ○(陣営はフェブラリーSを目標)

・テイエムサウスダン:6:牡  

父:サウスヴィグラス、母父:ラングフール

騎手:C・ルメール

脚質:逃げ、先行、差し

評:馬場、展開で脚質を変えられる。

  距離は十分。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  馬場状態に左右されない。

  スタートそこそこ。芝スタートは巧い。

 ※前走のJBCスプリント7着は、コースの形状的に外枠だったこと&スタートが僅かに遅かったことが響いたと思われる。

 ★能力は高く、大崩れをしていない。

  岩田康誠Jのままなら軸にできる。

  ルメールJっぽい情報が出ている。

  ルメールJでも勝ち負けの馬だとは思うが、奇麗に勝とうとして仕掛けどころが合わない可能性がある。

調教 ○

美浦:坂路:稍重

800メートル:53.0-38.3-24.9-12.0(一杯)

0.3秒追走して同入。

・力強く素早いフットワーク。

・ジョッキーの指示に素直に反応。

・併せ馬をアタマ差し切った。



5枠9番  ★注★

・ベルダーイメル:6:牡  

父:オルフェーブル、母父:スニッツェル

騎手:柴田善臣(初)

脚質:逃げ、先行

評:距離短縮は好材料。

  馬場状態に左右されない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  スタートが巧い。

  距離は問題なし。

 ※前走の負けについて

  坂がダメだったのか、体重が16キロ増だったことか。

  東京コース未経験。

 ★パドックで状態の確認は必要。

  斤量的に厳しいが、ジョッキー次第では。

 (吉田隼人、国分恭介、荻野極、津村明秀、藤岡祐介、柴田善臣)

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:51.5-38.3-25.4-12.9(強め)



5枠10番  ▲ (初ブリンカー)

・タガノビューティー:6:牡 

父:ヘニーヒューズ、母父:スペシャルウィーク

騎手:石橋脩

脚質:差し、追い込み

評:ダートスタートになりいつもより前のポジションを取れる。

  馬場状態に左右されない。

  切れる末脚が魅力。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  芝スタートは苦手。

 ※前走のチャンピオンズCで0.8秒差の10着と数字だけを見ると大きな差がある。

  しかし、5着とは0.2秒差しかない。

  5着のシャマルから9着のオーヴェルニュまでは重賞を優勝している。

  そんな格上の相手に、差のない競馬ができていたことを評価。

 ★ベストの距離は芝スタートのないマイルだと思う。

  石橋脩Jのままなら抑える必要があり。

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:53.8-38.3-24.9-12.5(一杯)

0.1秒先行して0.2秒先着。



6枠11番

・ジャスパープリンス:8:牡

父:ヴァイオレンス、母父:バーナーデイニ

騎手:田中勝春

脚質:先行、差し

評:やや復調がみられるが、走る気を失っている。

  スタートはそれなりに巧い。芝スタートもそこそこ巧い。

  そこそこの末脚。

 ★スタミナ的な問題ではなく、気分的な問題で距離が長い。

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:56.9-40.4-25.8-12.8(馬なり)



6枠12番  ★注★

・デンコウリジエール:6:牡  

父:メイショウボーラー、母父:スペシャルウィーク

騎手:秋山真一郎

脚質:先行、差し

評:前走のような競馬ができるなら。

  馬場状態に左右されない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は持つ。

  スタートは巧い。芝スタートも巧い。

  切れる末脚がある。

 ※前走は、3~4コーナーでポジションを上げて、直線勝負。

  進路上に誰もいないので加速に専念できた。

  但し、ゴール前30メートルがちょっと雑。

調教 ○

栗東:坂路:稍重

800メートル:55.1-39.9-25.7-12.6(馬なり)

・リズムがいい素早いフットワーク。

・最後までしっかりと伸びる。



7枠13番  ◎

・レモンホップ:5:牡  

父:レモンドロップキッド、母父:ジャイアンツコーズウェイ

騎手:戸崎圭太

脚質:先行

評:好位から切れる末脚を使えるため隙が少ない。

  距離は十分。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚がある。

  スタートが巧い。芝のスタートが巧い。

 ※前走は、-0.0秒のハナ差負け。

  マークされて直線で差されたレース。

 ★含水率が高めで足抜きの良い馬場の時は注意。

  切れの差で敗れる可能性がある。

調教 ○

美浦:南W:良

6ハロン:85.0-68.3-53.3-38.8-11.8(馬なり)

0.4秒先行して同入。

・力強く素早いフットワーク。

・残り10メートルくらいで僅かに足が鈍る。

・併せ馬に僅かに先着された。



7枠14番  ○

・バトルクライ:4:牡  

父:イスラボニータ、母父:キングカメハメハ

騎手:川田将雅

脚質:先行、差し

評:戸崎圭太J、岩田望来Jなら尚良し(東京の川田将雅Jは運がないのでやや割引)。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚がある。

  芝スタートは苦手。

 ※2走前のギャラクシーでの負けは、ゴール前での接触アクシデントで加速が鈍ったこと。

  岩田康誠Jが騎乗していたスマートダンディーが原因。

 ★前走23年の1月7日から間隔が短い。

  10月から既に4戦しているので、調教とパドックの確認が必要。

調教 ○

美浦:南W:稍重

5ハロン:69.4-54.6-39.8-12.5(馬なり)

0.3秒先行して同入。

・リズムのいい素早いフットワーク。

・併せ馬を僅かに抑えてゴール。



8枠15番

・エアアルマス:8:牡

父:マジェスティックウォーリアー、母父:エンパイアメーカー

騎手:横山武史(初)

脚質:先行、差し

評:まだ勝負できる能力はあるが、ジョッキー次第。

  距離は十分。

  馬場状態に左右されない。含水率の高い馬場の方が良い。

  そこそこ切れる末脚がある。

  芝のスタートは苦手。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

 ※前走、カペラS(中山1200ダート)では最後方、コーナーを大きく回り、直線では大外。

  直線だけで差を詰めたことを評価。

 ★差す競馬をするなら川田将雅J。

  先行なら松山弘平Jか川須栄彦J。

  総合的には鮫島克駿J。

  加齢で能力の衰退を感じるので、技術で勝たせるジョッキーが良い。

 (差し系ならM・デムーロ、岩田康誠、T・バシュロ、逃げ先行系ならB・ムルバザエフ、田辺裕信)

調教

栗東:坂路:稍重

800メートル:55.0-39.8-25.8-12.5(馬なり)



8枠16番  ★特注★

・ケンシンコウ:6:牡  

父:パイロ、母父:クリプティックラスカル

騎手:田辺裕信

脚質:先行、差し、追い込み

評:前走から間隔が短いが、休養明けの2戦目。

  能力は維持している。

  馬場状態に左右されない。

  そこそこ切れる末脚。

  スタートの安定性は無し。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

 ※前走の負けは距離かな。

  イン差しを狙っていたかな?と思ったけど、あまりにも手が動いていないのが不自然で何度か視聴。

  残り200メートルからの仕掛けだったので、距離が持たなかった可能性があり。

  または、出遅れ気味になったので次走に切り替えて無理をさせなかった可能性。

 ★前走から2キロ軽くなり、距離の短縮は好ましい。

調教

美浦:坂路:稍重

800メートル:52.7-39.6-27.1-14.3(一杯)

終いが掛かったっぽい。





【 ◎が2頭について 】

馬だけでならギルテッドミラー

騎手込みならレモンホップ


他の○▲も似たような感じ。

騎手、馬場、展開でちょっとづつ変わります。


2023/01/26

逃げ馬が多めで、早いペースになるかも?

好位で競馬ができて鋭い脚を使える馬がいるし順当に決まりそうではある。

配当によってはタガノビューティーを狙ってみようかな。


2023/01/28

タガノビューティーの単勝28倍なのに、複勝2.4~6.3倍

ワイドもちょっと微妙。


2023/01/29

タガノビューティー、セキフウ、バトルクライが配当的に美味しそう。

パドック次第になるけど、特にバトルクライは実力よりも配当が高くて美味しそう。

凍結防止剤の影響:馬場の数値的に影響なし。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る