2024/08/01 センチな夜
今日はなんだか、上司の勘違いから理不尽な注意を受けてショボンです。
言い返してもよかったけど、面倒なので適当にハイハイと言ってスルーしました。
誰が聞いても見当はずれのことなので、まあ下手に反論して指摘しても、上司のメンツをつぶすことにもなりますし、ここは私がゆずってやろうという感じ。
いつも思い付きというか、些細なことでちょいちょい注意してくるくせに、すぐに忘れちゃうんですよね。
まあ、俗にいううざい人というか面倒な人。
それでも『可愛くない』とか『やめさせてやる!』とか言わないだけましです。
過去にはそういうことを言ってくる上司がいる職場もありましたから……。(遠い目)
なんというか自分で言うのもなんですが生まれてこの方、派遣社員でしか働いたことがない、スーパー派遣社員ですからスルー力も抜きに出ていますよ。はははっ。
*
そんな感じで、ちょっとお疲れで帰宅したものの、今日は2週間ぶりにフラダンスの日だったので張り切って準備をしました。
レッスン場の施設点検で不具合があって、レッスンがお休みだったんですね。
久しぶりのレッスンなので楽しみにしていたのですが、リフォーム継続中のためいつも使っている水筒が移動されてしまっていて、荷物の山の底の方に……。
あきらめて自動販売機で水を買えばよかったのですが、水筒の場所は分かっていたのでちょっと無理してもぐって取り出そうとしたんです。
そうしたら、なにかものが落ちて来てスコンッと手首の内側の骨に当たってしまいました。
なぜ手首の内側!?
しかも、ビーンッて骨に響いて痛いっ!!
どんなミラクルでそんなところにクリーンヒットするのか分かりませんが、とにかく痛い。
手首をさすさすしながら、動きを確認したところ、とりあえず鈍痛はあるものの指も手首を動いたのでホッとしました。
でも、肉は切らずに骨を断つという感じで見た目は大丈夫だけど、なんだか違和感が……。
とりあえず、シップを貼ってフラダンスに出かけました。
肌色のシップだったので、フラの先生に見えなかったようですが、かばっているのお踊りに出るようで『らんさん、右手の動き硬いよ? 痛いの?』とすぐにバレてしまいました。
すごい、よく見てるなぁ。
「実は出先にぶっつけまして……」と言ったところ、『あわわっ、無理に動かさない!』でとお許しが出ました。
今まで踊っていてあまり意識はしたことがなかったのですが、フラダンスは手首の動きがかなり重要なんだなぁと、手首を動かさないで踊ってみて発見しました。
手首を動かすことで、しなやかな波のリズムを刻むことができるんですね。
*
そんな感じで、怒られたり、負傷したりとあまり良い一日とは思えなかったのですが、2週間ぶりにフラができて体を動かせたので少しすっきりしました。
お風呂に入って、手首を確認したところ鈍痛はありますが、腫れもなく紫色にもなってなかったので軽症そうです。
よく見たら、古傷のある場所だったんですよ。
もう分からないくらいの薄っすらとして傷跡がある。
手首に傷とか、なんだか意味深な感じですが右手ですし仕事中の負傷だったりします。
これ私の代表作になっている(?)『図書室とマリーちゃんと私』に書いていたかと思って今確かめたら、下書き保存になったまま公開してない話でした。
蛇足的な感じがしたから、公開してなかったみたいです。
マリーちゃん人形と別れた後に、次の学校でメリーちゃん人形に出会うのですが、まあ、新天地で空回りしてる私は書架の整備中に、錆びついた目録箱の金具で手首をザックリ切っちゃったんですね。
しかも着任初日に。
だからといって、そのほかの何があったわけでもない話なので、お蔵入りしていたようです。
傷跡が消えるのはいいですが、記憶が風化していくのは少し寂し気もしたり。
古い傷跡を見つけてちょっとセンチになる一日の終わりです。
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