旧『のび太の日本誕生』

『映画ドラえもん のび太と日本誕生』の大まかなあらすじ

 やあ、ボク ののあえもん☆

 時折唐突に登場してはエッセイの解説進行役をしたりするよ。よろしくね♪



 さてさて『日本誕生』には新旧のふたつがあるけれど、多少の違いはあれど大まかなストーリーは同じなんだ。まずはそこを頭の片隅に置いてみてね。

 『日本誕生』の要素を分解するにあたって、本編のあらすじを大雑把に紹介してみよう。なんとなくそんな感じだったな~ぐらいに思い出してくれると嬉しいね。ウフフフフ~(ドラえもん風笑い)




==あらすじ

■出発に至るまで


 学校でも家でも叱られてばかりな のび太くん。ドラえもんの道具を借りて思い立った家出を実行するものの、現代日本のどこにも自分の自由にできる土地なんてあるわけない。そんなこんなでガッカリしていると、「無駄だからやめておけ」と馬鹿にしていたドラえもん・しずか・ジャイアン・スネ夫の4人が各々の事情で家出した事が発覚する。

 いつものメンバーが揃って家出。けれど行く宛てはない。


 そんな場面でのび太は閃いた。


「誰もいない昔の日本に行けばいいんだよ!」


 その案に乗り気になるメンバー。こうしてドラえもん達の壮大な家出が幕を開けたのである。




■原始時代で自由気ままな生活 と 出会い


 タイムマシンに乗って太古の日本へ向かった一行。途中で「謎の渦」に遭遇するトラブルはありつつも、無事7万年前の日本に到着してからは、思う存分にお邪魔虫のいない生活を堪能。広い住処に美味しい食事、大自然の景色に可愛いペット達。言う事なしの最高な家出である。

 とはいえ彼らはまだ小学生。いい感じに鬱憤が晴れてきた一行は一旦現代へ戻ることに(※一応家出は続行中)。


 そこでドラえもん達は、正真正銘の原始人な少年ククルと出会う。

 どうして現代に原始人が???


 その疑問を解決するヒントになったのは、タイムマシンに乗ってる最中に遭遇した謎の渦「時空乱流」だった。ククルは時空乱流によって未来現代に飛ばされた被害者であり、彼の故郷はちょうど今いる7万年前の日本――から遠く離れた中国大陸にある「ヒカリ族」の村であると判明。


 心優しい少年少女は、ククルを仲間達の下へ返すことを決意する。



■クラヤミ族と精霊王ギガゾンビ


 ククルによれば、故郷の仲間は敵対している「クラヤミ族」に捕まっており、クラヤミ族のバックには精霊王ギガゾンビと名乗る恐ろしい存在がついているらしい。しかしドラえもんとひみつ道具の力があれば怖い物なんてない。


 空飛ぶペットに乗って一行は中国へ向かう。


 順調に追跡を続けてクラヤミ族の魔の手からヒカリ族 (ククルの両親や仲間)を救うことにも成功し、これで事態は無事解決。

 ――と思いきや、ドラえもん達が現代に帰っている間にギガゾンビ自らが動き出し、ククル達を本拠地「トコヤミの宮」へとさらってしまう。


 大切な友人を救い出すため、ドラえもん達はトコヤミの宮を目指す!



■ギガゾンビの正体


 幾多のトラブルに見舞われながらもギガゾンビと対峙するドラえもん。未来のひみつ道具を使えば勝てるかと思いきや、ギガゾンビの前にはドラえもんのひみつ道具が一切通じない!?


 なんとギガゾンビの正体は「未来人」。

 彼は過去と未来の行き来を不可能にするマシンを作り出して、過去から世界の支配を企む時空犯罪者だったのだ。


 頼みの綱であるひみつ道具が効かず、ドラえもん達は一気に大ピンチに。

 そこへ現れたのは――――。



■旧・新でクライマックス展開が大分違います


 旧版ではピンチに陥ったドラえもん達は、未来の警察タイムパトロールによって助けられる。

 新版ではタイムパトロールは登場するものの、その前にドラえもん達特にのび太・ククル・ペットが頑張ってギガゾンビを追い詰める形に展開が変更されている。


 最終的に結末は同じ。

 平和を取り戻したドラえもん達はククルやペットとお別れして、自分達の時代へと戻っていくエンディングです。





 ものすごい端折ってるけど、『日本誕生』はこんな感じのストーリーだったねのび太くぅ~ん。

 次回からはもっとシーン毎に分解・解説する形で進めていくつもりだよ。


 新旧どっちもやるけど、まずは旧版からいってみよう!

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