学校のルールに納得できません

納得できないルールがあるなら、

それを変える側に回るのも

ひとつの手です。

もちろん、学校側の反発も予想されますが。


たとえばわたしが中学生だった頃は、

靴下はワンポイントは不可で白一色。

髪留めの色も黒か茶でしたし、

スカートも膝下十センチだった記憶があります。

みんな不満だったけど、

がまんしていたみたい。

高校の内申書に悪く書かれたくなかったからですね。


わたしはルールは必要だと思っていたし

いじめっ子たちのためにルールを変えるなんて

考えるのも馬鹿らしかったですが

いまから思うに、イエス・キリストは

それまでのルールをすべて変えてしまいました。


それまでのユダヤ教指導者たちは、

自分たちがいちばん偉くて自分たちに従うのがいちばんだ、

と驕っていましたが、

イエス・キリストはそれを批判し、

自ら虐げられた人々のもとへ足を運んで

さまざまな奇蹟を行いました。


そのせいで指導者たちから嫌われて

十字架に架けられてしまいましたが

彼は知らぬ者のいない

偉大な人になりました。


ルールを変えるのはたいへんです。

なぜなら、ルールを作るには

それまでの経緯があったからです。

無法地帯だった頃には

強盗も殺人も平気だったかもしれない。

けれどルールがある事で

それを未然に防げる効果もありますね。


無意味なルールだってあります。

靴下が真っ白でなければならない意味なんて

ほとんどありません。

学生のうちは清潔であればそれでいいのだと

わたしは思います。

でも、その当時は納得していました。


わたしみたいにすぐ納得するわけにはいかない人は

前進し、革新し、変化をしていく勇気がある、という人。

つまり、ルールを変える素質があるってこと。


文句を言う前に、学級委員とか

生徒会に立候補して、

学校を変えてしまいましょう。

校則は学校のためにあるのではないのですから。

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