昼休みの事
変わった味のアイスクリーム
美味しいとわらう君は
なんだか知らない人みたいだった
スニーカーの印象の君は
踵の高くて表情の読めない靴をはいて
太いとは思ってなかったけど
まさかそんなに細かったのかと思うほど
細い足首をしていた
カラフルなピアスの印象の君は
小さくていかにもホンモノですというような
華奢なネックレスをしていた
会えなかったぶんの時間が
もったいなくていとおしい
かなしくてしあわせ
運良く寝顔を見られて僕は
あぁ、君か。
と思った
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