起きると窓から日の光が入っていた
どうやら朝らしい
あちこち痛む身体を起しながらあの人を探した
「・・・いない」
どうやら出かけたらしい
昨日蹴られた衝撃で意識を失った私はあちこちを見回す
「・・・何も変わってない」
当たり前のことだった
何千何回も祈ってきた
これが夢だったら
こっちの世界が夢なら
きっとあっちの世界の私は笑って愛してもらってるはずだから
そんなのは無駄だったけど
今も時折思う
これが夢だったらと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます