後編への応援コメント
萎びた家猫と申します。ツイッターのRT企画から拝見させていただきました。
短編として綺麗にまとめられた作品であり、各キャラクターの魅力も十二分に楽しめる良い作品だと感じました。
肝心の戦闘シーンも細かく描写されているため、どう動き、どう立ち回っているのかが容易に想像できる点がとても良かったです。
完結後の展開も読者目線から沢山想像する余地があり、短編で終わらせるには勿体無いと思える良作でした。
今後も執筆活動頑張ってください。応援しています。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
星もありがとうございます!
楽しんでいただけたなら何よりです。
世界観を共有する「イカヅチと弾丸」にも第三部からナディアが登場するのでお時間あればぜひ!
その作品では色んなジャンルの戦闘描写があります!
後編への応援コメント
Twitterで見かけて読みに来ました。リアルなナイフでの戦闘に拘った作品、という事で気になり、2話とも読ませて頂きました。
面白いと思いました。
ただ、水を差すようで申し訳ないんですが、ヴァンスとの戦いのラストがどうしても気になってしまいました。
若い頃に少しナイフをかじっていたので、私から見てちょっと変だな、と思ってコメントをさせて頂きます。
“ナディアは再び右手にナイフを持ち替え、逆手に切り替えた。そのまま兄の身体を追いかけていき、左手で相手のナイフの持ち手を抑えながら、首のつけ根にナイフを突き立てた。”
この部分です。
まず、逆手はリーチが短くなるのと引き換えに、より斬撃と突きに力を乗せられるメリットがあります。自分の体の近くでしか振るえないので必然的に体重を乗せやすい。その分、軌道がどうしても大振りになってしまう上に、普通に突き入れる時と違って腕が真横に出ているから相手はそれを抑えやすい。少なくとも自分の腕とかで止めやすい。
ヴァンスが右手にナイフを持っているとして、それをナディアが左手で抑えながら逆手で首に突き立てるとなると軌道は二通り。ヴァンスから見て左大外から振りかぶる軌道。これはナイフの移動距離も長くなる上に、ヴァンスの左腕にも向かっているのでそれをかざして受け止めやすい。
もう一つはナディアが自分の鳩尾辺りから、こう、下から伸びるように首の付け根を狙う軌道。左手でヴァンスを引き込みながら、迎え撃つ感じですね。これならナイフの移動距離も短くて済むのでさっきよりは早い。しかも下からなので、本来は止めにくい軌道。しかし、相手に腕ごとぶつける感じになるので、右手を前に引っ張られたヴァンスが斜めにバランスを崩していないとやっぱり止めやすい。
そして、そもそも、逆手のパワーは上から体重を乗せて振り下ろし、肋骨に当たっても逸れずに貫いたり、分厚い上着を貫通するのには適しています。が、首を突くのであれば力は要らない。リーチが長くなる通常の持ち方の方が良い。多少逸れても手首を返すだけで切っ先を当てることも出来る。ナディアとヴァンスの身長差にもよりますけどね。ナディアの方が小さいだろうと仮定しています。女性ですし、パワーでは敵わないとあったので。
自分なら、仰け反って離れた相手を追いかける所まで一緒だとして、こんな感じを描きます:
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヴァンスは大きくのけぞり、身体が離れた。
ナディアは再び右手にナイフを持ち替え、刃を上向きにした。距離を取ろうとする兄の身体を追いかけていき、左手で相手のナイフの持ち手を掴んで引っ張り込む。引かれまいとする相手の力も利用し、右肩で体当たりしつつ、右太ももの内側を自分に向かって引くように切り上げる。そのまま反時計回りに回転しながらヴァンスの左後ろに抜け、ナディアは相手に向き直った。
「終わりよ。止血をしないと10分であなたは死ぬ。そして、その足では私を捕まえる事もできない」
左手で何とか出血を止めようとするヴァンスの顔が怒りに歪む。
「まさか、お前に後れを取るとはな……」
絞り出すようにして怨念に満ちた言葉を吐く。
「だが、お前も道連れだ!」
そう叫ぶとヴァンスは(以下略
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
あくまで、私なら、という書き方です。
何かの参考になればと思います。
まぁ、リアルに考えると、ナイフを持った者同士の戦いで片方が無傷なんてことはまずありえませんけど、そこは主人公パワーかな。
長文失礼いたしました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
ナイフについては、私は映画で見る程度の素人なので、大変勉強になりました!
ご指摘頂いた点ですが、この場面はイメージとしては半分飛びかかりながらの至近距離での攻撃となります。さらに、スピード感重視、並びに他の場面とバランスを保つために書いてはいないですが、ナディアがナイフを突き立てたのはヴァンスの"右"首となります。ナディアはヴァンスの右腕を正中線側に押さえ込み、軽く身体全体が斜め下にひねられた上から、ナイフをハンマーのように突き立てています。(なので左腕でもガードしにくい)
もしこの点、並びに他に不明点ありましたらXの方でお声かけいただけますと幸いです。
後編への応援コメント
いやはや、これがウェブで読めるのか!という、サラリと骨太な文章にびっくりしました。
ナイフと共にあるアクションが、とってもカッコ良かったです!
戦う主人公好きなので、とても楽しませていただきました!
これを女性に向けての作品、とすると、恋と友情の物語であるという部分がちょっと薄かったと感じました。
主人公が友情に悩む部分がなかったからです。
葛藤を超えた友情とか、個人的には好きだし漫画とかですと王道だったりします(女性向け)
男性にはいい塩梅なのかな?とは思うので、誰向けかでも変わりますし、向きが違ったらこのいち感想は捨て置いてくださいませ☆
Twitterタグへのご反応、ありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!光栄です!
ナディアはたぶん色々達観済みなんでしょうね。私がそういう迷いのないキャラクターが好き、というのが大きいですね〜〜
後編への応援コメント
Xから来ました。素敵な作品との出会いをありがとうございます。強いヒロインの活躍、スカッとしますね!ナディアはどういう経緯でナイフ術の達人になったのでしょう…短編ながら世界の広がりも感じました。これからのご活躍を願っています!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
兄も同じ技術を持ってるので2人して幼少期から鍛えられた感じですね
誰から教わったかはまぁ想像膨らませていただく感じで。。。
長編「イカヅチと弾丸」にもナディアは出してるのでそっちでいつか書くかもしれませんが短編だけで楽しんでいただけたら全然。