第30話 大丈夫か?あぷ2?
かえる。
どうやらバイク屋さんが、あぷ2を迎えに来るみたい。
重症なのか?あぷ2?
親父さん?
するとあぷ2が、
「かえる。あいるびーばっく。だ。ふふ。」
さ・・・寂しそうな顔でなにいってんだよ。
「大丈夫だって、必ず直してくれるって。多分。」
ここで2台は、それぞれ別の嫌な予感を抱く。
あぷ2は、
「俺もしかして、廃車なのかな。まだいけるのにな。」
かえるは、
「うわあ。こりゃフルチューンで帰ってくるぞ。いいのか?こうた。」
するとこうたがやってきて、
「お父さん。アプリオ見てくれた?直りそう?」
「あ、バイク屋にきてもらうから。心配すんな費用は。代車も貸してくれるってさ。」
「そっかあ。元気になって帰って来いよ。アプリオ。」
こ・・・こうた。。。何年の付き合いだよ。親父さんと。空気読めよ。。。
「こうたのスクーター。ダメなの?お父さん?」
ご主人様。参上。
「バイク屋で直してもらってくらあ。ま、元気になって帰ってくるから。」
お・・親父さん。エンジンスワップに、さっきから話が触れてないけど?
勝手にエンジンあげちゃってるけど。
勝手に・・・。
「ちわーっす。」
あ。バイク屋がきた。
「まず代車ね。」
げ。ビンセントかよ。店長。おまえも東京国際大学かよ?
「で、アプリオ引き揚げまーす。」
「ふふ。。。あいるびーばっく・・・ふふ。」
「あぷ2さん。がんばれよー。大丈夫。何があってもおいらは、あぷ2さんの味方だからな!」
親父さんが、
「セッティングもよろしくな。」
店長さん、
「へいへい。ま、やってみたいことでもあるからね。」
で、こうたにバイクの説明を。
店長さんが、
「こうたくん。これは4stだし、ま、知ってるか。ガソリンはここだからね。あと、ブンブン回して乗るスクーターじゃないからね。」
こうたが
「へー。俺もビーノに乗ることになるとはなあ。大丈夫です。安全運転します。」
するとご主人様、
「あ。ビーノ。いいなあ。」
・・・・ご主人様・・・。
で、バイク屋さんは退散。
「ちょっと乗ってみる?ビーノ?」
こうたがいうと、ご主人様が、
「ううん。いい。私は。かえるがいい。」
え?ちょ?ご主人様?
おいらのこと好きだろ?大好きだろ?へへん。
(補足:あいるびーばっく。ターミネーターの有名な名セリフ。よくにたもので、マッカーサーのあいしゃるりたーん。ってのもあります。)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます