第14話 説教された。。。

かえる。

ビーノ。しゃべった。かつ、女(設定)だった。

「あんた、しゃべりすぎ。なんでもっと優雅にできないの?」

優雅って・・・。

「安全運転第一でしょ?あなたもそうだけど、私もご主人様を駅まで通学スクーター。」

「ブッチギル。とかどうでもいいの。朝無事に駅まで行って、ちゃんと夕方迎えに来てくれて、家まで無事に帰る。」

これが大切なことでしょ?私たちの」

・・・ごもっともです。

「私のご主人様は、私を気に入ってくれてるし大事にしてくれる。」

「私もご主人様が大好きだし、あなたは?」

もちろんうちのご主人様は、文句多いけど、なんだかんだっておいらに乗ってくれるし、大好きですが。。。

「一言多い。」

「文句多い。って気にかけてるからでしょ?どうでもよけりゃ、捨てられてるわよ。」

・・・確かに。しかしポジティブだな。お前。

「お前?」

いえ。ビーノさん。

「ビーノ。でいいわよ。文句多いけど、自分のご主人様が好きなのはわかったわ。これからも、ちょくちょく会うと思うし、よろしくね。」

「でそれからね、あなたは・・・・・。」

・・・。

早く帰ってきてくれよ。ご主人様。おいら逃げたくても一人じゃダメなんだよ。。。



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