第7話 2022年10月、エントロピー
月初プロフィール(10月):
悩んでいるSF好きの後期高齢者。
熱力学第二法則って授業で習いましたか。
大部分の人はおそらく(詳しくは)教えてもらっていないと思います。
私も医学部の化学の講義では教えておりませんでした。
この世で星が生まれ植物が育ち人間が増えることはエントロピー(乱雑さ)減少事象、言い換えれば還元事象、であり明白な第二法則違反です。
だがなぜか今なお星は生まれ続けているだろうし、我々は生き続けている。
なぜでしょう。
それはビッグバンのおかげだと思います。
ビッグバンから続く大宇宙の拡大が大宇宙全体のエントロピーを増大させ続けてくれているため大宇宙内では部分的な還元事象(星の生成とか我々の生存)が成就できるという主張が私のSF作品の根底の一つです。(「大宇宙を掌の上に」)
だから皆さん、みだりに並行世界を作らないでくださいね。
宇宙拡大では追いつかなくなって大宇宙のビッグクランチが起こってしまいますよ。(「大宇宙を掌の上に」)
・・・でも知らないことを根底にしても読者には理解できないですね。
どうしたらいいのか悩んでおります。
(2022.10.1)
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