お前じゃない

小さい頃、幼馴染の女の子と結婚する約束をした。数年後、俺は幼馴染の結婚式に招待された。まあ幼い頃の約束なんて、儚いものだ。顔を出して、早々に式場を後にした。すると、肩を叩かれた。俺は一抹の希望を抱いて振り返ると、幼馴染の新郎がいた。

「貴方のこと、好きになってしまいました!」

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