死神のまどろみ

温かな光が差し込む縁側で赤ちゃんが寝ていた。大事そうに布団と毛布に包まれて、気持ちよさそうだ。僕は大きく欠伸をした。眠くなって来ちゃった……ちょっとだけ、ちょっとだけ寝かせて……


気がつくと、あたりは夕方で、赤ちゃんはいなかった。

 

やばい! また魂取り損ねた!……つ、次こそは!

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