絶叫系乗り回し事件

俺はベンチで動かなくなった友達を見て、涙ぐんだ。

「ごめんよ……俺が……俺が……」

お前をそんな姿に……

その言葉を飲み込んで、地面に膝をついた。

もう一人の友達が後ろで、冷たい目をして俺を見下ろす。

「当たり前だろ……絶叫系9回も乗らせたんなら」

「てへ☆」

「おちゃらけんなや」

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