5 せわしい届け物

 こんにちは。


 前にプレゼントに欲しいものリストの話を書いたと思いますが、その時書いたように、私みたいな性格の者にとってあのリストは「そのうち自分で買うリスト」で……。結局、自分でそのリストから買い物をしている訳でして(笑)


 CМで初売りセールをやっていると見たので、覗いてみたら、ずっと欲しかったものが安くなっていたのです。ずっと欲しいかったけれど、高すぎるわけではないけれど「それ」にその金額を出すのは非常に躊躇われて買えてしなかった。「それ」とは仕上げ馬というか万十まんじゅうなのですが。ピンと来ない方も多いと思うので説明すると、洋服の曲線を立体的にアイロンを当てて仕上げるためのカッチカチのお団子のようなアイロン台です。袖とか肩山とか結構使う部分は多いのですが、今までタオルを巻いて代用したり、どうにか何も使わずにアイロンの先端だけを駆使したりで苦労してきたのです。

 でもこれって、本気の人しか使わないんですよね……だから買えない事はない金額だけれど結構高いのです。カッチカチの布製まんじゅうなのに。アイロンを当てる時くらいしか使い道ないのに。だからずっと買い渋っていたのですが、思いのほか安くなっていて!

 生地屋さんとかに行った時も必ず値段をチェックするし、いろんなショッピングサイトも見て来たけれど、そんな値段では無かった。だから、買っちゃいましたよね~


 買っちゃったと言うくらいなので、全く急いでいないのです。だから普通便でお願いしています。昨日の夕方に購入して到着は明日の予定です。それでもずいぶん早いという印象。でも、明日に到着だったら、今日の夕方くらいにはステイタスが出荷済みになっていいハズ。なのに一向にステイタスが出荷済みにならない。

 表示の反映や通知は実際とタイムラグがあるのかもしれない。けれど、今日ニュースのちょっとした特集でアマゾンの宅配件数が多すぎるのに運び手が少なく、アマゾンの用意しているアプリでの順路で宅配しなくていけないという支配っぷりなのに、宅配業者は直接契約では無いから改善は出来ない苦しい状況にあるというのを見て……

 発送と宅配は全く別の部門での話です。発送はアマゾンの倉庫での話。宅配はその時の委託業者という事になると思うのだけど。時期的にも、日常的にネット通販を利用している人プラス、年末の贈り物とセールが重なって今は一年で一番忙しい時なのでしょう。きっとブラックフライデーくらいから初売りセールが終わるころまでは地獄なんだと思う。

 私もセールに乗じて購入してしまったから戦犯者なんだけど……急いでないのです。なんだったら一か月後くらいにフラッと届いても問題が無いくらい。そりゃ買ったからには早く届くと嬉しいけれど、早く欲しいものとそうでは無い物は絶対にある訳で。

 倉庫の人たちもめちゃくちゃ仕事しているんだろうなぁ。前にAIで管理されて倉庫のどこをどのように通ったらピッキングに無駄が無いかわかるようになっているのも見たし、もしかしたらより一層便利で自動化されているかもしれないけれど、それでもこのセール中は修羅場なんだろうなぁと思う。

 セールが落ち着いてから届く便とか無いのかね。私はそれでいいけどなぁ。届ける人だってほんと大変だろうなぁ。こんな時間に?と疑う夜にベルが鳴る事もあるし。みんな割り当てられた一日のノルマをこなすのに大変なんだろうな。


 昔の話をしても仕方がないけれどさ、10年くらい前は一週間や二週間でも平気で待っていた気がするし、それが普通だった。買う方も、そのタイムラグが分かっていて逆算して買っていたと思う。

 どうしてこんなにせわしい世の中になったんだろうなぁ。便利と速さと……なんていうか、みんな生き急いでいるなぁと思う。便利で逆に余裕が無いと言うか。


 明日届くのかなぁ。別に届かなくてもいいけれど、届いたら宅配業者さんに感謝しよう。


(ちょっと時間も時間なので、読み直し無しの書きなぐりで寝ます。誤字や読みにくいところがあったらごめん)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る