[アニメ]響け!ユーフォニアム3
北宇治高校吹奏楽部を描いた音楽青春アニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズ。
主人公の
見る前は、高校吹奏楽の話だから爽やか青春物なんだろうかと軽く思っていたのですが、実際は問題だらけでめちゃくちゃヘビーな話が続いて行くのです。
特に久美子が一年の時はその前に2年の部員が大量に辞める大問題があった後だったり、残った人もやる気無かったり、部の空気は最悪な所から始まっていました。
実際、問題って高校だけでなく、普通に社会に出てからもある様な、しかも簡単には解決できない問題ばかりで、主人公達が悩む場面ではこっちまで胃が痛くなりそうな感じです。
そんな感じだった部が、問題をひとつづつ乗り越えて徐々に纏まって行くのです。
涙無しには見られません。
だからこそ、見終わった時には全員の事が好きになるアニメでした。
そして、とにかく全員キャラが濃い。
主人公の久美子は悪意も含めて思った事を言ってしまう癖が強いの人なのですが、それに負けじと他の人たちも全員、クセが強くて魅力的です。
特に3年生の人達は皆キャラが濃い人達ばっかりです。
この人達が卒業してしまったらどうなるんだろうと思ったら、新しく入ってきた新入生もまた濃い人達だらけでした。
特に、久美子と同じくユーフォニアムを担当する事になった久石奏ちゃんは、見た目可愛いし性格も良いし、普通の萌えアニメなら全然主人公なのですが、このアニメではどのキャラも一筋縄では行きません。
奏ちゃんは、誰とでも仲良くなれるけど本音は簡単には見せてくれない、かつて入学当初の久美子を思い出させる様な子でした。
一年間ですっかり成長して忘れていた過去が奏ちゃんと言う形で久美子の前に現れたのです。
結果、この子はこの子でまた新たな大問題を引き起こすのですが、問題の解決の為に久美子が奏ちゃんに語った事は、成長した久美子がかつて入学当初の久美子自身に語っている様な感じなのです。
やはり涙無しでは見れません。
こうして久美子は過去を乗り越えてまたひとつ成長したのです。
更に、久美子が一年の時には大問題児だった吉川先輩が部長になって、今や部を纏めているのです。
やはり涙無しでは見れません。
なんだかんだで色々あって、ついに今期放送のの3では久美子は3年になりました。
再び先輩が卒業してしまい、どうなるんだろうと思ったら、新しく入ってきた一年はまたしてもクセが強い、濃い人達ばかりです。
そしてとうとう、久美子が部長になったのです。
現在4話目まで放送されていますが、やはり今期も毎回何かしらの問題が起きます。
しかも、一年の時は頼れる先輩が毎回頑張ってくれていましたが、今では久美子が部長なのです。
しかも、このアニメの特徴として、ひとつひとつの問題がやはり現実にもある問題なので、どれも簡単に解決できる様な物ではないのです。
でも、部長となった久美子は毎回体当たりで問題を解決するのです。
あの、一年の最初の頃には全然やる気の無かった久美子が今や、一年生に『あの人が部長で良かった』とまで言われちゃうんです。
他の三年の人たちも全員成長していて、あの無邪気な一年の時から考えると、感慨深いのです。
今やすっかり久美子に懐いている奏ちゃんも2年生になって、後輩の面倒を見れる頼れる存在です。
あと久美子の中学生の時の同級生で
なんなんですか、皆ちゃんと成長してるじゃないですか。
皆の成長に、やっぱり毎回涙無しでは見れません。
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