2023.10.07(土)

2023.10.07(土)


 今夜はお休みなので、日が替わってからフレさんと『MHW:IB』をプレイする。

 今回は以前から決めていた任務クエストの二種類に挑戦することに。

 ひとつめ――「M★2ねむりの飛竜とよっつの目玉」。パオウルムー亜種。とにかくよく飛び回る。空中に逃げまくられて攻撃がスカることも多し。盛大にぶんぶん空振りしながら結局捕獲までに30分以上かかることに。閃光で足止めしようとするも三本全て不発。標準以下のプレイヤースキルの持ち主には難易度が高すぎるのであった。しかし一度も死ぬことなく倒せたのでこの結果をよしとしておこうか。

 ふたつめ――「M★2水飲ミ場ヲ占拠セヨ!」。こちらはひとつめとちがって、戦闘中、モンスターをほぼほぼサンドバッグ状態でボコることができた。ひとつめで苦戦した反動もあったのか、面白いくらいに攻撃が当たった印象があった。とにかく手数で押し切ることに。こちらは10分台半ばで捕獲することができた。

 このふたつの任務クエストでM★3のフリークエストが出現するかと思っていたけど、もうひとつ出てきた任務クエストM★3の白い騎士のクエストをクリアしないとフリークエストは出ないらしい。まだまだ先は長い。

 そのあと、大地のコハクの20個納品のクエストをクリアして畑の保管庫の容量を増やし、虫討伐のクエストをクリアして、(細かくは把握していないけれど)なにかの要素が開放されたらしい。

 そしてアステラの蒸気機関で一通りアイテム掘りをしてから、本日のラストにレウスに挑む。

 二人で挑んだけど、今回は尻尾狙いで重点的に攻撃を加えていく。途中無事尻尾を切断。わたしはモンスターが逃げ出すときに折角切断した尻尾の存在を忘れてしまって、すぐに敵影を追いかけてしまう癖がある。フレさんに「尻尾!」と指摘されて引き返すことがほんとに多い。鳥頭だから仕方ないんだけど、ちょっと恥ずかしい。猪突猛進の脳筋タイプなので穴があったら入りたい気分になる。

 2時間半ほどで本日のモンハンプレイは終了する。


 その後、『新潮』の新人賞受賞作の一作目「海を覗く」をゆるゆる読む。平野啓一郎さんの文体がわたしは微妙に苦手なんだけど、世の中の三島由紀夫インスパイア作者の作品はけっこう苦手としている。現在、三島の『春の雪』も読んでいるけど、やはり三島の文章はそれらしい熟語を並べて悦に入っているようなところが感じられ、それに影響を受けて作品を書いている作家の多くの作品にも似たものを感じている。この字句のあとにはこの熟語は並べないだろうという予定調和が、古典に通じていないために無学者の横暴で寄せ集められてるような風に受け止められるところがあって。漢籍にも通じている中島敦や、芥川龍之介、もっと古い物では幸田露伴などを好んでいるから、これと比べたときの三島文体&三島的影響下にある文体は、何か違うんだけどなという印象を受けてしまう。

 今回は受賞者が17歳ということもあって言葉に対する造詣の厚みは望めないものの、使役可能な字句の中で描きたい世界を構築しようとする意志のきめ細やかさは感じられた。しかしよくあるように、自身と異なる性別の二人を並べてその関係性を云々して言葉を連ねていく中に著者がうっとりするような側面もあって、文章の傾向は異なるけど、こういった書き方は若い人が良くやる手法だなと思わないでもなかった。

 とちょっといつになく辛口になっているか。すでにこういうものだという枠組みの構成術はわかったように思うけれど、丁寧に書かれているところから、ラストまで根気よくつきあおうと思っている。

 すこしまえの新人賞の久栖さんの文章にはそんな印象は受けなかった。文章、言葉の使い方にこなれたものが感じられたから。この著者はまだひとつひとつの言葉をちゃんとは御せていないように感じる。まだ寄せ集めている感が強い。

 この作家に二作目、三作目はどんなものが書かれるのか。十年後も書いているとすればどんなものを書くのか、書けるのか、と考えると、よくわからない面があった。

 とにかく目の前の文章をすこしずつ読んでいこう。


 その後、アニメ『葬送のフリーレン』第5話を視聴する。

 ハイターが病床にあるとき、フェルンに諭す言葉の数々に胸を打たれてしまった。悪いことをしていれば化けて出てきてくれるのですかというフェルンに、ハイターは、わたしが言い方を間違えましたねと訂正する。いいことをしていればたまには化けて出てきてあげますよ、という台詞のときに、前話に続いて泣かされてしまった。今回はシュタルクが登場。シュタルク、登場して始めはけっこうなヘタレだけど、フリーレンたちと冒険する中でちょっとずつ自信をつけていく。パーティの立派なメンバーとして遜色なくなっていく点が、成長譚っぽくて好きだな。


 アニメ視聴後、『孤独のグルメ』シーズン10の第二話から連続再生する。


 朝食は昨夕の餃子のタネと若布と玉子のスープをつかって、水餃子にする。水餃子を引き上げた後につけ麺風にするようにそうめんを一把茹でる。そして追加でアジフライもつくる。アジフライはとんかつソースとタルタルソースのコンボで。


 食後、また『新潮』の「海を覗く」を読む。


 昨日の夜から喉がイガイガしていて、どうやら風邪の初期症状らしい。

 温かくすべきかなと感じて、夕食は鍋にすることに。


 9時就寝。昼2時半起床。

 のち入浴。


 入浴後、夕食は鍋にする。入れたものは、鶏つくね・白菜・人参・焼き豆腐・ニラ。市販のアゴだしスープを使用する。食後に、具を引き上げてから、炊き立てごはんで雑炊をつくる。卵2個使用。味変で〈丸中醤油〉をぽとぽとっと垂らすとなかなかの旨さに。いいアクセント。


 食後、アニメ『色づく世界の明日から』の第10話を視聴する。これもそろそろ観終わらないと。


 夕方、仲のいい人から荷物が届いた。地域限定商品が多くて気分が上がる。

 でも頻繁になると負担も大きいから、ほんと、たまに、でいいんだけどね。

 とはいえ、とても嬉しかった。


 出勤前に紅茶を一杯。そしてインスタントコーヒーを一杯飲む。


 そして睡眠不足の補いのために、『孤独のグルメ』のシーズン10のつづきを耳で聴きながら部屋を暗くして目を瞑って安息状態に。これでけっこう睡眠不足が緩和される。


 6時半、仕事へ。

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