2023.04.11(火)

2023.04.11(火)


 3時半帰宅。おととい・昨日あたりの雨で桜はほぼ散ってしまった。辛うじて数輪がまばらに残っているくらいで、全体の趨勢としてはもう葉桜に変化していた。しかし葉桜の黄緑は目にやさしい。晴れた日に見る新緑は目から享受する癒しかと。

 と。帰宅時には外はまっくら。辛うじて遠くから街灯の灯りが届いていて、夜道を心持ち明るくしてくれている。桜の姿も影絵にしか見えない。

 帰宅中、よくわからない小動物が進路を横切った。イタチかテンかそんなところだろう。ふだんからいろんな野生動物を見かける。だからもう慣れてしまった。ときおりびくっとさせられるけれど、どうせそんなところだろうとの目算もたつ。攻撃的な動物には出くわさないから、こちらからなにかしない限り、向こうもなにもしないだろうと楽に構えている。もしこれが人であればもうなにをするのか、どんな目論見があるのかわからないから安閑としているわけにはいかないけれども。


 さて、帰宅後、さすがにこれまでの疲労が溜まっていて新たに何かを作る気力がわかない。しばらくずるずる時間を過ごした後に、〈サッポロ一番 味噌ラーメン〉で一食まかなうことに。細もやし一袋をだしで煮て、そこに卵を落とす。それをトッピングに。いつもはそれなりに飲んでいるスープもきょうは一口も口にすることなく、麺ともやしだけを汁から引きあげて食す。

 ちょっとまえにYouTuberのもこう先生(!)のチキンラーメンのまぜそば動画を見てしまって、ちょっとスープ呑むのは控えようと思ったのがきっかけなのだけど。でもあの動画。カップから自分の器に湯切りするときに豪快にカップの縁からテーブルにぼとぼと汁をこぼしていたのが印象的だった。掃除が大変そうだなと。スープは油分を多量に含んでいるし。

 ともあれノンフライめんよりサッポロ一番系のフライめんのほうが自分は美味しいと思ってしまう。体にはよくないんだろうけれども。


 10時頃まで部屋を暗くして動画を視聴しながら時間を過ごす。さいきん貧乏飯特集の動画を見ることも多くなっている。自分では作らないかなと思いつつも、マヨネーズごはんとか、なんにでも納豆とかいう写真を見ていると、エンタメとして楽しんでしまっている自分がいる。


 10時買い物へ。冷蔵庫には豚の薄切り肉と塩鮭が残っているのできょうは控えめに。主材料はカラスガレイと鶏モモ肉。魚売り場にマグロのカマ肉が売っていた。一度買い物かごに入れたけど、はじめて食べるにもハードルが高いと思って売り場に戻す。かなり脂ものっていて、一緒にステーキ用のタレがついていたので、こってり系なのかなと思った。滅多に見かけない食材なのでチャレンジしてみてもよかったかもしれないけれど、今回はひよってしまった。

 バゲットと、パスコのフォカッチャも購入する。そしてKALDIで〈シグダル クリスプブレッド オーツ〉と、〈クルスカーナ スモークサーモンパテ〉と〈クルスカーナ ロブスターパテ〉を購入する。パテはバゲットと一緒に食べようと思って。開封しない限り賞味期限もけっこう長いので保存食として置いておくのもいいかな。


 帰宅後、昨日作ったラタトゥイユもどきを冷たいまま小皿にとって、温めたチーズフォカッチャと一緒に食べる。白ワインを一杯のむ。


 その後就寝。夕6時半起床。

 入浴後、孤独のグルメのYouTube動画にあがっている分を見る。タマネギと豚肉の炒め物が美味しそうなので夕食をその取り合わせにすることに決める。味付けはちがうけれども。


 夕食。タマネギを一個使用。豚肉は薄切り肉。先に豚肉に塩コショウをして炒めてから、取り置いて、タマネギを炒める。炒まったら水を少量加えてから豚肉を戻し入れて合わせ調味料を投入。合わせ調味料は豆板醤・甜麺醤・XO醤・ガラスープの素・醤油・酒。中華味。皿に盛りつけて、仕上げにネギを散らす。

 いわゆる食堂で出てきそうなごはんがすすむ系の定食メニュー然としたものになる。ほかに、サニーレタスと、残っていたインゲンマメ・アスパラ2本を塩ゆでしたものを盛りつける。塩コショウ・レモン汁・オリーブ油で作ったドレッシングで合える。


 食後、文藝誌『新潮』『群像』に目を通す。大江さんへの追悼文を寄稿されている作家さんがかなりいらして、でもしっかり読んでいると思われる方は割合から行くと少ない印象だった。二冊目を読んでそこに掲載されている同じ大江さんのへの追悼文を読み始めると、顔ぶれがかなり似ていることに気づく。追悼文を複数書くというのはどういう気分のものなんだろうと疑念がきざす。追悼の意をなんどもそこに籠めるというのはなにか違う気がしてしまってどうもちゃんと読めなくなってくる。後半流し読みになって、そのままほかの文芸誌掲載の文章を読む気力も殺がれてしまってなにかに逃避したい気分になる。


 小林秀雄全集の第10巻を開いて大岡昇平さんとの対談を読んだりしながら、ずっと本棚にさしっぱなしになっていた『失われた時を求めて2』を開くことに。今夜はこれをだらだらと読みながら、疲れたら目を瞑って、起きてからまた読むということを繰り返す。


 途中夢を見て目が覚める。仕事をしているのだけれど、室内なのに外で起こった大風が室内にもつむじ風となって押しよせてきて、並んでいる台車を根こそぎ吹き飛ばしていく。一台で100kg、200kgくらいあるものが軽々と左から右へすっ飛ばされていく。まるで映画を観るように軽々と。遠くでガチャーン、バターンという破裂音。こちらも身の危険を感じるけれどそれほど真摯なものではない。なにかアトラクションを見ているような軽い気持ちだった。ふだんそんなにせわしないわけでもない仕事場だけど、そんなふうなハチャメチャになるところを見てみたいと思っている面が自分の中にあったりするんだろうか。たまにはこういう夢を見るのも目先が変わって面白いかな。


 そうするうち日も替わる。

 明日は早出なので一時間くらい早く眠ることになる。

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