2023.4.4


 思えば干支一,五周分。人生の半分もメンヘラやってると、さすがに持って生まれたなけなしの人間らしさもぶっ壊れるっしょ、と思っていたけど、四月に入り、ふんわり感じていた違和感の正体に気づいた。


 最初は三月に日記を頑張りすぎたから、帳尻合わせ的にわざと日記を書くのをサボってたんだけど、すぐにPCを開くこと自体に抵抗があるなぁ……と気づいた。でも日記を書くことはそんなにイヤでもなく、何回かはスマホからポチポチ書いて投稿している。


 PCを開きたくないのは「誰もおまえの書いたものなんて見たくねーよ!」と何者かに囁かれているような妄想に憑りつかれているからである。


 えっ!!!!

 なにそれーっ!!!!


 これはマジでついさっき気づいた! すげー!! メンヘラの新しい症状? それともごくごく人間的な、自信の無さのあらわれ的なやつ!?


 なんだろう、自分の中にまだ僅かに砂塵ほどの人間らしさが残っていたのだと、自分で感動している。見えない誰かに中傷されているような恐れって、正直これまでの人生であんま感じたことなかった。ぶっちゃけ漫画でしか見たことない。


 つーか、実際に悪口言われてると判明するレベルじゃないと、まさか私の陰口を叩く奴がいるなんて想像できず。

 それは別にポジティブ精神がアレとかではなく、世の中の人々は皆わざわざ話題に上げるほど私に興味ね~~だろ! と確信しているからである。



 毎年毎年新しい世界へお邪魔し、ちょっとずつ挑戦することも増えていき、ビミョーな出来栄えだろうが何だろうが、一応何かしら創作している。

 チリツモの積もり具合と嵩の高さは決して芳しくないが、こしらえた作品の数と自分の経験値が減るっつーことはない。


 何事も本気で取り組んで初めて難しさを痛感するのだから、のほほんと悩みのないまま過ごすより、打ちのめされて踏まれた餓鬼のように潰れてる方がたぶん良いのだ。だから別に、いくらでも痛感してりゃいいのだ。


 と、わかっていても不安に苛まれ、いつも前ばかり向いてはいられない。This is the 人間らしさ。言うなれば、私のちょっと可愛いところである。それな~。


 突如目を覚ました人間らしさか、それともなんかメンヘラの新しい症状なのか、どっちかは不明だが、なんか私、前より人の気持ちがわかるようになったかも!!

 自信なくて何も手につかないのはイヤだけど、サイコパス寄りからもう少し離れティ~と常々思っていたので良かった。



 そんなこんなもありまして。感覚的に、今年に入ってからギュッと縮こまって、気持ちも手もカチコチに凝り固まっていたから、そろそろのびのびとしたい。候!





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