2023.3.29


 どのアプリで読んでたのか見失っちゃったけど、今日ちらっと見た漫画の中に「せっかく仕事で培った自信をプライベートでズタズタにされる」っていう台詞があり「かといってそれの逆が健全とも思えないような。うーん、場合によるのかな……」と、ちょっと考えてしまった。


 それでいうとワーママはどこへ行ってもワーママであり、職場でもママの看板を背負っていなければならない。キツい。別にチクチク言われなくても、例えば許すための言葉であっても「あの人はママだからね」と言われる。


 私が以前いた超ホワイトな職場でも、ワーママは「あの人はワーママだから、急な欠勤にも私たち会社側が柔軟に対応しないとね」という感じだった。責める時も許す時も「ワーママ」なのよね。ただの田中さんとか高橋さんじゃなくて、どうしても「ママ業やってる田中さん」になる。


 ゆーて私も手帳取得したもんで、早退するとか言うときはきっと「障碍者の一文梨さん」だったと思うんだけど、私を煩わせてるのは私自身でしかないので、我慢しまくって早退回避できる日もあるし。やっぱりワーママとはだいぶ違うよね。そもそも家に帰っても可愛い赤ちゃん、いねーし。


 冒頭の「仕事で培った自信がプライベートでズタズタ」に戻ると、ワーママって仕事タイムの自分にもママというプライベート属性がめっちゃ入ってくるわけじゃない。

 別に何も楽しくないけど「子どもが熱出したから早退して迎えに行く」っていうのもプライベートと言えばプライベートである。仕事の世界とプライベートの世界、どちらかにしかいられない人生だったら、その中で自信培うの難しいよ。どっちにいてもママはママで、それだけはきっかり切り替わってくれないんだもの。


 まあ病気で臥せりがち、自由に外出できないし何もできない日が多い、リハビリ程度の仕事しかできない私も、意外とそれに近い状態かもしれない。超忙しいワーママをひっくり返したら何もできない私の現状になる的な。しらんけど。


 でも自信を培える世界が一つでもあるのって良いよね。

 私は体力ないけど凝り性だから、何でもすぐにのめり込んで辛くなるけど、趣味を沢山持つとか、趣味ごとに違う友達がいるとか、いろんな世界があるのが良いとは常々感じている。


 人間は社会的な動物というけど、そうやって趣味や環境ごとに自分の心を使い分けないと苦しくなるような……私はそういう世界ごとにちょっとだけ別人になれる感じが好き。引きこもりなりのガス抜きなんだろうな。



 で、月並みなオチになるけど、ワーパパというレッテル貼られてプライベートと仕事がぐちゃぐちゃになってる男子、世の中に少ないよな、みたいな。やっぱそこに落ち着きますよね。



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