落選日記だよ


 竹書房マンスリーの一月分。

 弱点多いし全然期待してなかったけど、マジで一次選考にも残らなかったー! でも一次通過作品見ると、やっぱりよく見る名前がずらりなのよ。大変失礼ながら「やっぱこの人達しか応募してないってわけじゃないんだな~!」とあらためて思い知ったわ。


 昨日の段階では「結果出ました、ハイ終わり」で良かったんだけど、結果出てからのフィードバック&フォローアップの手厚さに感激してたらなんかこんな時間になってしまった。体験者へも一応ご報告メールを送った。書く許可だけは頂いてたけど全部後出しで、この辺りは申し訳なく。


 いやすごいわ、フィードバックとかあれが。

 もともと総評に定評がある(変な言いかただが)マンスリーコンテスト、自分が参加してみると観点が変わり、ただ眺めてたときと比べて得るものが五倍くらいになる。

 あと賞取りまくってる常連のパイセン方も、邪悪な怪談をバルカン砲のようにバリバリ発表してる先生方も、超カジュアルにアドバイスくれるし、終いには受賞したご本人からも一言二言三言頂いてしまった。ありがてえ!


 実話怪談をきちんと書くのはマジで初めてだったけど、やっぱり一回はやってみて良かった。そのうえヒントになるようなアドバイスをいくつも貰えたので、俄然次回に活かしたくてたまらない。


 系統はわりとエンタメライト文芸寄りなんだよね。どんな読者でも読みやすいように心がけつつ、ちゃんと怖い話っぽく洗練していくと、似たような書き方・様式に落ち着くわけよ。

 私はこの訓練をエンタメ小説でやるのが激しく億劫で避けてきたんだけど、これからはこの訓練、怪談でやればいいね!

 うん、それなら楽しく練習できそう。やったね!!


 って感じで、そろそろ落ち着こうかな。


 ルヴナンのときは受賞したかったし、あと「自分がどのくらいのレベルにいるかまったくわからなくて不安」という状態に追い打ちをかけられた気分になって酷く凹んだけど、正直未だちょい引きずっている。

 総評や入賞作品の講評でしきりに「怖がらせが足りない」って言ってたのもまだムカつく。じゃあ「広義のホラー」なんて募集しないで要綱に「とにかくめっちゃ怖いやつ」って書いとけ!! 

 ただでさえホラーファンタジーって行き先がないんだぞ! 夢見させるようなこと言うな!!!! 赤木ィ〜〜!!!!


 みたいなね。なんか急に情緒がダンスし始めたのは生理前だからかな。


 実話怪談より小説やエッセイを頑張りたい気持ちではあるけど、クオリティはもっと上げたい。そうだな、オカルト器用になりたいかな。実話怪談も創作怪談も書けて、ホラー小説や洒落怖、プラスでルポや考察もイケる感じの。


 まあできる時しかできないし、とりま色々やってみようぜ、赤木!



追記


編集サイドの方からダイレクトに監修目安まで教えて頂いた。初めておぼえる感情。今日の私、とても「はぐくまれている」と感じます。




 

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