雪の夜
雪の降る夜にあの人を思い出す
ゆっくりと歩いているその姿を
二度と戻れないあの日のことを
空を見てふと考える
あの時の自分は何ができたのか
いや何もできないだろう
何もできないから思い出すのだと
いつだって時は待ってくれない
いくら悲しみに押し潰されそうでも
何度も季節が巡っても
いくら乗り越えていこうとしても
冬の寒さが思い出させてくる
そうあの日も寒かったと
そうあの日も雪が降っていたと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます