こころの詩

夜のうた

この明けない夜が続いてる

理不尽だらけのこの世界　

流した涙はどれくらいあるのだろう

絶望のなかで

この手の中に確かにあった夢と希望

気がつけば消え去っていたんだ

まだ諦めずにもがいていたけれど

無駄なことだと思ってしまった

いつだって真実は残酷なものだと

誰かが呟いていたんだ

理想をいくら語っても

その思いは届かない

でもそれでいいのか

諦めたまま終わるのか

まだこころの中に希望は残っているだろ

まだ終わるには早すぎる

絶望の中でただ歩いて行く

目の前は深い闇

光の見えないこの世界で

本当に大切なモノを探す為に

太陽は未だに沈んだまま

絶望しか見えないこの世界

手の中にある選択肢

進むのか逃げるのか

幼き日に見たはずの太陽

それが見えなくなった今

あれは幻想だったのだと

考えてしまっていたんだ

希望なんてなかったんだと

誰かが泣いていたんだ

いくら励ましても

声は届かなかったんだ

光が無いのなら

誰かの光へと変わりたい

まだこころの中に燃える希望があるなら

諦めるには若すぎる

残酷な世界をただ進む

終わりの見えない道

悪意と欲望だらけのこの世界で

本当の勇気を知る為に