第307話 証拠不十分
「大福、1個残ってたはずだけど」
「知らないよ。気のせいじゃない?」
「ここに置いてたんだけど」
「妖精さんが食べたんじゃない?」
「そっか、きっとそうだね」
可愛くとぼける君の唇に大福の粉。
僕は、そっと妖精さんの唇についた粉を払い証拠隠滅。
そして、証拠不十分のまま、大福は君のお腹の中。
ー完ー
明日のお題は『中年太り』デス^^
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