第248話 短歌

『秋の夜の かまびすく鳴く 虫の音の

 背を押したるや 風のまにまに』


喧嘩して、家を飛び出し、帰ってみたら君が居なくなっていた。


君の置手紙の意味が解らん。

平安時代じゃあるまいし。


怒ると言葉遣いが、怖いくらい丁寧になる君。

これは、相当怒っているってことだけは、わかるけれども。


ー完ー

『秋の夜の かまびすく鳴く 虫の音の』は、

現代的に言うと『飽きの世に うるさく騒ぐ 腹の虫』となり……。

要するに、

『飽き飽きしました。腹の虫がおさまらないので、怒り任せの風任せで出ていきます』みたいな感じじゃないだろうか?

(作った本人が疑問形でいいのかww)


*****


明日のお題は『光合成』デス^^






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