第205話 面識

「アカネさ~ん」

まるで旧知の仲であるかのように、満面の笑みで駆け寄ってくる女性。


会ったことはある。

名前も知ってる。

でも、私の認識では、面識がある程度。


そして、「久しぶり~」と一方的に話し倒して去って行った。


ってか……。

『アカネ』じゃなく『アヤネ』なのだが……。

まっいっか。


ー完ー


先日、エレベーターで一緒になったご近所さん。

私が乗り込むと、スッと私の階を押して下さって……。

こちらは、見覚えがある程度。

何階のどちら様か存じ上げないのに……。

私は、極端に物覚えが悪い、若しくは、薄情なのだろうか。


*****


明日のお題は『情報公開』デス^^

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