第184話 空振り
低く垂れこめた雨雲を見上げ、ため息一つ。
今年も空振りかぁ。
七夕の晴れた夜だけに出没する怪盗織姫。
逮捕への執着は、最早、恋。
さながら、僕は、彦星か。
雲の上は晴れ。
いっそ、雲の上まで追いかけようか。
そんなバカな妄想をしながら……。
雨の七夕は
ー完ー
七夕なのでね^^;
*****
明日のお題は『雨ざらし』デス^^
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