第138話 お茶の間
茶の間に通された彼女。
開口一番「時代劇みたい!素敵!」
炉が切られた文字通りの『茶』の間。
我が家においては、母の試しの場。
郷に入らば郷に従う!が彼女の信条。
一々作法を訪ねる彼女に丁寧に教える母。
和やかな時が流れる。
母が「素敵なお嬢さんね」と僕に耳打ちする。
どうやら合格だったようだ。
ー完ー
明日のお題は『貧乏くじ』デス^^
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