第107話 雲泥の差
「兄弟なのに……ねぇ……」
子供の頃からそういわれ続けてきた。
見た目も成績も運動神経もパーフェクトな兄。
全部持っていかれた感が半端ない。
でも、彼女は、僕の方がパーフェクトだという。
「確かに、雲泥の差だよね。
きっと、お兄さんがお母さんの中に置き忘れてきた優しさを全部持ってきたんだね」
ー完ー
いくらパーフェクトエリートでも、思いやりに欠ける人は無理~。
*****
明日のお題は『翻る』デス^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます