第99話 オムレツ
子供の頃、いつも、孤独な僕に君が作ってくれたオムレツ。
甘くて固くて不格好。
でも、幸せの味がした。
遠く離れた今も尚、
僕のソールフードは、君のオムレツ。
君を真似てオムレツを作る。
甘くて固くて不格好。
隠し味は、一筋の涙。
明日から、また、頑張れそうな気がしてきた。
ー完ー
明日のお題は『チャームポイント』デス^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます